ユトリロ展 (損保美術館)

高校生の頃、ユトリロが好きだった。 白い建物が連なる静かなパリの街角、教会、遠近法、街並みに詩情が感じられた。 絵を見ながら、この景色の場所に行ってみたいと思っていた。 「画家は誰が好き?」ときかれ「ユトリロです」と答えると「アル中だったんだよね」と必ず言われた。 ゴッホの「星月夜」が好きな友達も、「ゴッホと言うだけで、『耳切った画家』と言われる。絵と画家本人は関係ないのに」…

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ジョン・シンガー・サージェント展 オルセー美術館

パリへ行こうと決めた時、「オルセーは何をやってるかしら?」調べたら、サージェント! 大好きな画家。優雅で美しい肖像画。記事にも何回ものせている。 サージェントは、1856年フィレンツェ生まれのアメリカ人。 アメリカでは今も有名だが、パリで活躍したにも関わらずフランスでは忘れられていた。 昨年春、ニューヨークのメトロポリタン美術館の「ジョン・シンガー・サージェント展」、パリ時代に焦…

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2025年秋 パリでの食事

1,着いた日の夜ご飯。 親友E子は。いつもシャンパンを用意して待っていてくれる。 「あなたの好きなものを買って来て並べただけ。サラダは作ったけど」 ハム、リエット、パテ、茹でた海老。くるみ入りサラダ。(リエットとパテ写真なし) パリでの食事は、E子の家にいるので、基本、家で食べる。 朝食は、近所のパン屋さんに私が買いに行って、コーヒーを淹れ、 ヨーグルトと果物を用意して、9時…

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グルーズ展 (パリ・プティパレ美術館)

先月、パリに行ったとき、プティ・パレ美術館で見た「ジャン=バティスト・グルーズ」展をご紹介。2026年1月25日まで グルーズという画家は、たいていの人が知らないと思う。 だいぶ前に「夏目漱石の『三四郎』にグルーズという画家のことが出てくるけど知ってる?」とyk2 さんにきかれ、覚えてないので、本棚から『三四郎』を取り出し再読。以下その抜粋。 「二、三日まえ三四郎は美学の教師からグルーズの…

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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展 光と影

ジャックマール・アンドレ美術館にジョルジュ・ラ・トゥール展「光と影」を見に行った。 ジャックマール・アンドレ美術館は元貴族の館なので、道路からの入口は馬車回しになっていて、中央に花壇がある。 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)は、 ロレーヌ公国で生まれ、生涯のほとんどをそこで過ごし、ルイ13世の国王付画家に任命されるほどだったが、18世紀以降すっかり忘れられた。 …

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