ベル・エポック展

汐留のパナソニック美術館で「ベル・エポック」展を見た。「ベル・エポック」は、19世紀末から第一次大戦開始前の1914年頃まで、パリで芸術が花開いた時代を指す。その時代にパリに集まった芸術家たちの絵画、工芸、音楽、文学、モードをフランスの「ワイズマン&マイケルコレクション」を中心に紹介している。初めて見る画家たちの作品に良いものが多く、中身が濃く面白かった。 第1章 古き良き時代のパ…

続きを読む

アーティゾン美術館の「空間と作品展」

友達を前記事の「デ・キリコ展」に誘ったら、「暑いのに上野から歩く都美術館は嫌。それより改装してから行ってないブリヂストンに行きたいわ。」(注:ブリヂストン美術館は改装後アーティゾン美術館と改名)ブランクーシ展のあとは、何をやってるのだろう?と調べたら「空間と作品」展。古今東西、様々な分野の所蔵品で空間を作って展示。見せられかたが違うと、違ってみえるという意図。今まで見たことがない所蔵品を見れる良…

続きを読む

デ・キリコ展

東京都美術館へ「デ・キリコ展」を見に行った。行こうと思いながら、会期終わりになってしまったが、さほど混んでいなかった。前記事「ピカソ美術館のピカソ以外の絵」で、キリコがピカソの依頼で描いたレセプションホールの壁画を見ていて、暑くても行かなくちゃと出かけた。とてもわかりやすい展覧会だった。回顧展の形で、年代を追って絵が展示されているので、キリコを知らない人でも見終わると、奇妙に見える絵だがそれ…

続きを読む

永遠の都ローマ展

東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」に行った。ローマ展としては、2009年に「古代ローマ帝国の遺産展」が西洋美術館であった。(その時の記事は、こちら)。それははローマ+ポンペイに的を絞った展覧会で、今回は、ローマのカピトリーノ美術館のコレクション展。今年は明治政府が、ローマに岩倉具視使節団を派遣して150年、これに因む企画。 カピトリーノ美術館のお宝は、チラシにあるように、カピト…

続きを読む

テート美術館展・LIGHT光

暑い夏が9月まで続き、展覧会に行く気が失せていたら、友達から、「何か見に行きたい」と言われ、行ったのが、「テート美術館展」Light光。見たけれど、記事を書くのをさぼってたら、もう終わってしまいました。今、何か展覧会へ行きたい人へのおすすめは、デイヴィッド・ホックニー展です。さて、「テート美術館展」Light光 とあるように、作品は全部、テート美術館のもので、「ターナー、印象派から現代へ」と…

続きを読む