オルセー美術館その2(2023年春)

前記事にものせたゴーギャンだが、展示のの入口には彫刻「オヴィリ」が置かれてる。奥に見えるのは、「自画像」1893年 ☆オヴィリについての説明は、コメント欄のcocoさんへの返事にあります。 1,ロートレック卓越したデッサン力で、一瞬の動きをとらえ、観察力で人物の内面性をさらりと映し出す。写真のような生き生きした構図も特徴。「手袋をはめた女性」1890年   カートン紙の上に油彩 …

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フランクフルト現代美術館とリービークハウス

前の記事で、フランクフルトのシュテーデル美術館を紹介しました。シュテーデルから歩いて行ける範囲の2つの美術館もおすすめです。 1,リービークハウスシュテーデル美術館へ向かって、川べりの道を歩いていたら、立派なお屋敷があり、古代彫刻の美術館と書いてあった。(入口の写真はLiebieghaus のサイトからお借りしました) 誰もいなかったが、「開館中」と書いてあったので、受付で入場料を払…

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シュテーデル美術館(フランクフルト)

ここへ行ったのは、20年以上前。カメラを持たないひとり旅だった。だから写真はないが、パンフと買った絵葉書が、整理をしてたら出てきた。パンフ1ページ(表紙)当時は、パリへの往復チケットを買うと、ヨーロッパ内へ1か所、無料で行けたので、フランクフルトへ行くことにした。パリでの宿のE子を誘ったら、「フランクフルト、美術館もソーセージも興味ないわ。一人で行ってらっしゃい」駅に近く美術館に歩いて行ける安全…

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リージョン・オブ・オナー美術館(2)

美術館からは、サンフランシスコ湾が一望のもと、海が見えて気持ちがいい。正門を入った広場に、ロダンの「考える人」が鎮座していたが、ロダン作品がいくつもあるので、丸天井のドームのような明るいロダン部屋がある。 (Ⅲ)19世紀展示室には、彫刻を適宜、配置してあり、アクセントになっている。ロダンの師Carrier Belleuse 「スコットランドのメアリ女王」 1860年 メアリ女…

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リージョン・オブ・オナー美術館(1)

リージョン・オブ・オーナー美術館は、サンフランシスコの高台、ゴールデン・ゲイトブリッジの近くにある。海が見渡せる風光明媚な場所に、1924年、フランスの宮殿、Palais de la Legion d'Honour (レジオンドヌール)を真似て造られた。入ってすぐ中央の広場に、ロダンの「考える人」がある。所蔵品は、ヨーロッパのバロックから印象派まで、作品数は多くないが、各時代の代表的な作…

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