夏のごはんとワイン

日本列島に長く滞在した台風10号も通り過ぎ、ようやく秋晴れ。9月。
夏の間のごはんとワインの写真を。

M子さんが「しばらくあなたの家に行ってないわね。暑いけど夕方なら大丈夫?」
「火を使ってお料理したくないから、うなぎとかデパ―トで買ってきたものだけで」


2024夏ワインsio正方形大.jpg

頂いた白ワインを飲もうと思ったので、V字カットが美しいチェコのボヘミアワイングラス
を出し、同じくチェコのクリスタルガラスの花瓶に庭の花を入れた。
花の刺繍のテーブルクロス。

ワインはゲヴェルツ。いつも飲んでいるのはアルザスのだが、これはイタリアのゲヴェルツ。
ゲヴェルツはアルザス産と思ってい
たら、なんと、元々はイタリア北部アルトアディジェ州の
「トラミナー」という品種。この品種が香り高いので、香りの意味のゲヴェルツ
Gewürz
がついてゲヴェルツトランミネールとなったそう。ドイツ語なのは、アルトアディジェ州が
第一次大戦の前までオーストリア=ハンガリー帝国下
にあったから。
金色の文字のラベルは、TRAMINと書いてあるのだが、写真では金色が光って見えにくい。
Gewurz_TRAMIN.jpg

合わせたのは、うなぎ蒲焼ときゅうり、イカ、ワカメの酢の物。和食。
和食はやさしい甘さ。そしてこのゲヴェルツもやさしい甘さで、しっくりくる。
花の香りは控えめでライチの香りが勝つので、夏の夕方にふさわしいワイン。
2024夏ワインsio2.jpg

香りと味を楽しんでるうちに終わってしまったので、次、赤ワイン。
バロナーク Baronarques。M子さんお気に入りのワインで「海老蔵の結婚式に使われたのよ」
と毎回言う(笑)。ハーフボトルをネットで見つけたので買っておいた。
ベリー系の香りで最初はフレッシュだけど、香りがだんだん複雑になりタンニンを感じる
深い旨味のワイン。お肉が合う。グラスを変えようとテーブルの上に用意してあるのが、
左奥にちらっと見えるけど、「赤もこのグラスで」と試してみた。やはり白の透明感でないと、
赤ウィンには合わず。
2024夏ワインBaronaque.jpg
このあとは写真なし。これで終わりななずがないけど何を食べたのか。。記憶もなし。



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別の日
岡山の親戚が送ってくれた岡山のワイン。tettaワイン。
赤ブドウ、ピノノワールから作った白ワイン。
野生酵母でゆっくり発酵させ、酸化防止剤を使ってない自然派ワイン。


  • 岡山県新見市哲多町だからtetta。パンダのマーク。


  • イカのマリネ、ハムと合わせた。
    2024tettaワイン日本.jpg



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また別の日。
五目寿司を作って、圧力鍋で青豆を煮た。金沢・不室屋のおすましと一緒に。


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また別の日
日本のワインDay。
鎌倉の日本ワイン専門販売店に行った友達が買って来たワイン。

MIWAKUBO ボルドー&プチベルドー
山梨県マルサン葡萄酒

MIWAKUBOワイン.jpg


La Feuille Taru Bailey A (ラ フィーユ 樽ベーリーA)
山梨県 まるき葡萄酒株式会社
マスカット・ベーリーA、ベリーアリカントAの葡萄

日本のワインLaFeuille.jpg



そんなふうに 今年の夏の日は過ぎた。

この記事へのコメント

  • ナツパパ

    冷たいワインは夏の愉しみですよね。
    わたしはあまりの目なのですが、一杯目は美味しいなあ、と感じます。
    2024年09月05日 09:18
  • angie17

    この夏は、本当にキッチンで火を使いたくない暑さでした。
    ウナギと酢の物で白ワイン!良いですね!
    日本産のワイン、最近飲んでいないな~。
    この記事を読んでいたら飲みたくなってきました。
    2024年09月05日 12:44
  • yk2

    まあ~、綺麗にテーブルセッティングなさって。ノーブルな食卓ですこと。1枚目の写真に写ってるクラシカルなイスの色が好いなぁ(^^。

    岡山のtettaって白に興味ありますね。要はブラン・ド・ノワールってことですものね。国産ワインでそれは飲んだことないですから。
    2024年09月06日 00:10
  • おと

    いろんなワインの日々、美味しそう~♪
    ライチ風味の白、いいなぁ、合いそうだなぁって想像しています。
    どうしても、五目ずしと青豆に目が行っちゃって、食べたいです^^
    2024年09月06日 03:56
  • Inatimy

    ワイングラスもいろいろと持っていらっしゃって、素敵なグラスばかり^^。
    チェコのクリスタルガラスの花瓶も形がいいですね。
    お庭の花で小さなブーケみたいになって、とっても愛らしく。
    串のうなぎ蒲焼も、魅力的です♪
    2024年09月06日 18:02
  • ふにゃいの

    最初のワインのなりたち、面白く読みました。和食とワインの香り、想像するだけで美味しそう。
    ちょっと前に日本産のワインが経営的に危ないという記事を読んだのですが、
    ここ数年日本産ワインが美味しい、盛り上がっているの記事も沢山見ていたので、
    やはりやたら話題になっている時には、裏では…と思ったり。頑張ってほしいなぁ。
    2024年09月08日 07:58
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます。
    ▲ナツパパさん、キリっと冷えたワインの一杯目、喉にしみ、胃に沁み、幸せになります。見た目もだいじだから、綺麗なグラスを使うほうがいいですね。

    ▲angieさん、いまだに昼間は30度超えの日々。それでも朝夕は涼しくなったので、今年の暑さは異常だったと思い出してます。お店でもまず最初、うざくとビールでなく、ワインでもいいですよね。日本ワインは、私には当たりはずれが大きいです。

    ▲yk2さん、まあ~、褒めていただいてうれしゅうございます。お花のおかげでグレードアップ。このワインのラベルは洗練されていて、どんな食卓にも合います。下のMIWAKUBOの庶民的な雰囲気とだいぶ違う。
    ブラン・ド・ノワールのtetta、生産量も少ないんでしょうけど、 手に入りにくいんだそうです。ルネ・ジョリーのブラン・ド・ノワールのシャンパーニュ、一緒に飲んだこと、ありましたよね。
    2024年09月11日 11:07
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます。
    ▲おとさん、ライチは好きですが中華のデザートで食べるだけ。香りとしては強くないので、どんなお料理にもあう、上品で芳醇なワインでした。夏の暑い日には、酢飯がいいですね。海苔をかけ忘れてますが、線切りにした海苔が缶入りで売られてました。素麵にも使えて便利でした。

    ▲Inatimyさんは、チェコにお住まいだったこともありましたね。チェコはボヘミアグラスがいろいろな場所で使われてるのかしら。キラキラ光る特別感が好きだから、褒めていただいてうれしいです。この花瓶も好きなのですが、合う花が少なくて出番が少ないのです。

    ▲ふにゃいのさん、最初の部分を読んでくださってうれしいです。花の香りで和食というと香水のイメージもあって合わない感じがしますが、ライチなどのおとなしい香りなので、気分を盛り上げてくれました。日本産ワイン、思ってた以上にたくさんあって、飲んでみてはいますが、ここでのtetta以外は、私にはあまり、、でした。フランスやイタリアのワインに1000円代でも美味しいのがあるので、2000円代の日本ワインは、、日本ワインは3000円以上じゃないと、、というのが今までの私の少ない経験から得たものです。
    2024年09月11日 11:32