
「2年前に頼んだオークションのワインが、今、届いたのよ。差し上げるから
取りに来て」さっそく行ってみると、木箱入りの6本。「あたくしの名前も
入ってるのよ、ほら、ここに」 6本以上頼むと、名前を入れてくれるのだそう。
「あなた、ブルゴーニュの白がお好きって言ってたでしょ」
取りに来て」さっそく行ってみると、木箱入りの6本。「あたくしの名前も
入ってるのよ、ほら、ここに」 6本以上頼むと、名前を入れてくれるのだそう。
「あなた、ブルゴーニュの白がお好きって言ってたでしょ」
オスピス・ド・ボーヌ、名前とラベル、由来は知ってるけど、飲んだことがない。*
オスピスは英語のHospital、つまり病院。中世に施療院として設立され、モザイク模様の
瓦屋根のゴシック建築は、歴史的建造物となっている。ここがブドウ畑を持っていて、
作られたワインの収益が、施療院を支えてきた。

オスピスは英語のHospital、つまり病院。中世に施療院として設立され、モザイク模様の
瓦屋根のゴシック建築は、歴史的建造物となっている。ここがブドウ畑を持っていて、
作られたワインの収益が、施療院を支えてきた。

毎年11月には、ブルゴーニュ最大のワイン祭りが3日間開催され、2日目に
「オスピス・ド・ボーヌ」のオークションが行われる。そこでの落札価格が、
その年のワインの価格に大きく影響するそうだ。
オークションは樽単位で売買され、落札された樽は、熟成から瓶詰めまで、
2年間管理された後、落札者に届く。個人での樽買いは、難しいので、業者
(ナゴシアン)を利用する。
オークションの売上金は、慈善団体に寄付されたり、病院の経営に使われる。

「オスピス・ド・ボーヌ」のオークションが行われる。そこでの落札価格が、
その年のワインの価格に大きく影響するそうだ。
オークションは樽単位で売買され、落札された樽は、熟成から瓶詰めまで、
2年間管理された後、落札者に届く。個人での樽買いは、難しいので、業者
(ナゴシアン)を利用する。
オークションの売上金は、慈善団体に寄付されたり、病院の経営に使われる。

8月、暑い時期だった。
とはいえ、夕方には、泡が飲みたいな、とかビールよりワイン?などと思いが膨らむ。
1,冷たい前菜。
マッシュルーム、野菜、白身魚のアスピックゼリー、ビッシソワーズ(カップ入り)
下はブルグル(トルコなど中東で食べられる雑穀)。
とはいえ、夕方には、泡が飲みたいな、とかビールよりワイン?などと思いが膨らむ。
1,冷たい前菜。
マッシュルーム、野菜、白身魚のアスピックゼリー、ビッシソワーズ(カップ入り)
下はブルグル(トルコなど中東で食べられる雑穀)。

2,白身魚(スズキ)のカルパッチヨ仕立て
細かく刻んだトマトとエシャロットと白身魚の刺身を合えたもの。
トマトが嫌いな私でも、この組み合わせで、白ワインは最高と思う。

細かく刻んだトマトとエシャロットと白身魚の刺身を合えたもの。
トマトが嫌いな私でも、この組み合わせで、白ワインは最高と思う。

冷えて飲み頃になった「オスピス・ド・ボーヌ」と合う!
オスピス・ド・ボーヌのムルソー・シャルムは、優しい味。上品。
飲み心地は、薄いくらいに感じるが、ちゃんと余韻を感じる。
オスピス・ド・ボーヌのムルソー・シャルムは、優しい味。上品。
飲み心地は、薄いくらいに感じるが、ちゃんと余韻を感じる。
3,もうひとつ前菜
これは、シェフがワインに合うよう出してくれたのだと思う。
夏なので、みょうがも添えられている。
写真は撮ったけど、、覚えてなくて。(スミマセン)
これは、シェフがワインに合うよう出してくれたのだと思う。
夏なので、みょうがも添えられている。
写真は撮ったけど、、覚えてなくて。(スミマセン)
左手前は、ゴルゴンゾーラのムース。
少しずつ食べて、一口飲む。それにぴったりの前菜。
ゴルゴンゾーラのムースは、パンと一緒に。

少しずつ食べて、一口飲む。それにぴったりの前菜。
ゴルゴンゾーラのムースは、パンと一緒に。

4,魚料理
白身魚のポワレ。夏に旬のスズキだったと思う。
付け合わせの野菜の種類が多い。ズッキーニ、大根、湯向きトマト、さやえんどう、
小松菜、しいたけ。
ちらっと見えてる黄色いソースは、「ブイヤベースソース」サフラン入りだから、
黄色いのだろう。ブイヤベースソースだから、ロゼワインを合わせた。
白身魚のポワレ。夏に旬のスズキだったと思う。
付け合わせの野菜の種類が多い。ズッキーニ、大根、湯向きトマト、さやえんどう、
小松菜、しいたけ。
ちらっと見えてる黄色いソースは、「ブイヤベースソース」サフラン入りだから、
黄色いのだろう。ブイヤベースソースだから、ロゼワインを合わせた。

5,肉料理
牛ステーキ肉、網火焼き。トリュフと赤ワインのソース。
いろいろ野菜を添えて。
牛ステーキ肉、網火焼き。トリュフと赤ワインのソース。
いろいろ野菜を添えて。

6,デザート
マンゴーシャーベットとコーヒー味のパンナコッタ
(やはり、一口、食べてからの写真)
マンゴーシャーベットとコーヒー味のパンナコッタ
(やはり、一口、食べてからの写真)

どのお料理も美味しく、大満足だった。
今日飲んだ2本の記念撮影。
ロゼ・シャンパーニュはレコルタン(少数生産者)のルソー・バトー。
きれいな酸と果実味のバランスが良く上品。

今日飲んだ2本の記念撮影。
ロゼ・シャンパーニュはレコルタン(少数生産者)のルソー・バトー。
きれいな酸と果実味のバランスが良く上品。

*
飲んだことありました。
コメントでyk2さんに指摘され思い出しました。
2015年にyk2さんと買って飲んでました。

この記事へのコメント
ふにゃいの
どのくらいするのだろう。
ブルゴーニュのワイン祭りも気になります。
いつか、ワイナリー併設の宿泊をしてみたいです。
ほぼ下戸の私でも、泊まりなら安心して楽しめそう。
カルパッチョと白ワインはいいですね。
(トマトがお嫌いだったとは。私はトマトジュースがだめです)
angie17
しかも、競り落とした人の名前を入りですか!
お料理もワインが進みそうなものばかり・・。
楽しい時間だったことでしょうね~。
ぼんぼちぼちぼち
お料理、どれもとても美味しそうでやすね!
ナツパパ
ドライで辛口は、ほぼ下戸の身には少し主張が強すぎて。
前菜がとてもいいですね、これだけでたくさん呑めそうな気がします。
おと
最高級ワインと、17年来のお友達との美味しいお食事、最高の時間ですね~♪
オークションワインという存在を初めて知りました!素敵だなぁ。
私に、そのワインの味がわかるかどうか、、自信がありません^^
yk2
TaekoLovesParis
▲ふにゃいのさん、白ワインか赤ワインか、葡萄の種類は?で価格も違うようですが、このムルソーMEURSAULT の場合、2万円代前半だと思います。オークションなので、値段の幅があるようですが、そういうことは気になさらないかたがお求めになるのでしょう。私にポンとくださるくらいですから。
私もブルゴーニュのワイン祭りに行きたいと思ってますが、日にち限定のものは難しいですね。
トマトジュース、もちろん、私もダメです。加熱したトマトは大丈夫でミートソースは大好きです。
▲angieさん、白地にシンプルに青と金の紋章がついてるデザインがいいですよね。一度見たら印象に残ります。だいぶ前、六本木のangieさんおすすめの「さくら食堂」、2階が姉妹店「ル・プティ・マルシェ」。併設のワインショップで、買ったものを2千円で持ち込める店だったので、オスピス・ド・ボーヌを買って飲んだことがあります。
自分の名前入りを頼めるのは、特別感があって、うれしいですよね。
▲ぼんぼちさん、慈善事業ですよね。ワインと病院って結びつきがピンと来なかったけど、どっちが先だったんでしょうね。ワインにぴったりの良い土地だったというのが成功の秘訣だと思います。
TaekoLovesParis
▲ナツパパさん、私の少ない経験からしても、高級なワインほど、まろやかで、バランスが良いです。だから、すいすい飲めちゃいます。きれいに盛り付けされた前菜、どれから食べようかなと考えて飲む、極上のひとときですね。
▲おとさん、私には作れないお料理が数々並ぶのでうれしいです。綺麗だから、眺めて心躍るところから始まります。一口飲むと、うっとりするようなワイン、それが死ぬまでに飲みたいワインだと何かの本に書いてありました。
どの程度で、うっとりなのか、って考えてはダメですね。友達に17年と言われ、ずいぶん年をとったんだなぁと改めて思いました。
▲yk2さん、さっき、調べたら、「プティ・マルシェ」は、2年くらい前に閉店でした。コロナの間、辛抱するのは大変ですものね。また行きたいなと思ってても閉店する店が17年の間に、いくつもありますものね。
「夜木」で食後酒を飲んだことは、覚えてますが、味を覚えてない。。(涙)
私が一緒に飲む人で、食後酒まで行くのは、yk2さんだけなので。
「プティマルシェ」で、オスピス・ド・ボーヌを買った時のことは覚えてます。yk2 さんの説明を聞いて、飲みたいと言ったら、1万円で高いとの答え。そこまでは覚えてるけど、飲んだことを覚えてないから、買わなかった?と写真を探しました。ブログ用に小さくしたのが「未使用」というホルダー内で見つかりました。2015年7月、サントーバンと2本買ったんですね。