9月、会期終わりの「三沢厚彦アニマルズ展」、千葉市美術館に行った。
千葉市美術館は、昭和2年設立、旧川崎銀行・千葉支店のギリシア神殿ふうの
堂々たる建物を保存して改築された。列柱は渦巻模様のイオニア式。
昔の入り口に鎮座するのは、今回の展覧会・三沢厚彦の「ライオン」で、
丸の内仲通りに展示してあったとき、一目見て、好きになった彫刻。
千葉市美術館は、昭和2年設立、旧川崎銀行・千葉支店のギリシア神殿ふうの
堂々たる建物を保存して改築された。列柱は渦巻模様のイオニア式。
昔の入り口に鎮座するのは、今回の展覧会・三沢厚彦の「ライオン」で、
丸の内仲通りに展示してあったとき、一目見て、好きになった彫刻。

新しい入り口は、こちら。展覧会の案内がある。

シャンデリアが輝く旧銀行の建物の1階メインホールは、今も残され、展示に
利用されている。
いきなり、馬に羽がはえた「天馬」、ペガサスの出現。
白いペガサス、木彫に白を塗ったもの。三沢作品。
利用されている。
いきなり、馬に羽がはえた「天馬」、ペガサスの出現。
白いペガサス、木彫に白を塗ったもの。三沢作品。

展示室は8階なので、エレベーターで上に上がった。
白いクマの出迎え。壁の緑の木々の絵も三沢作品。
白いクマの出迎え。壁の緑の木々の絵も三沢作品。

クマは白だけでなく、いろいろな種類がいる。
どれも、ひょうきんで可愛い。正面を向き、起立のポーズで挨拶。
どれも、ひょうきんで可愛い。正面を向き、起立のポーズで挨拶。

これは小さなクマだが、木を削った跡がはっきり見える作品。

こちらは、フクロウ。これも小さい。削り跡のゴツゴツ感が、森の
のっしのっし歩くヒョウ。これは絵。

ほかにも、いろいろあったのだが、撮影禁止だったので、OKのものだけを紹介。
今、三沢厚彦が凝っているのは、キメラ。ライオンの顔に羊の角、そして羽が
生えと、いくつもの動物の複合体。時空を飛び越えてやってくるイメージ。
今、三沢厚彦が凝っているのは、キメラ。ライオンの顔に羊の角、そして羽が
生えと、いくつもの動物の複合体。時空を飛び越えてやってくるイメージ。
三沢厚彦は、1961年生まれ。京都で生まれ、小さいころから仏像や寺社に親しみ、
東京芸大・同大学院で彫刻を学ぶ。動物をくすのき(樟)で彫り、油絵具で彩色する
アニマルズ・シリーズを制作・発表している。
これは、虎のフィギュア玩具。私のPCの上にのせてみた。
後ろにちらっと見えるのが、立っている白いクマ。
本物の三沢作品・白い虎に出会ったときの写真は、こちら。
東京芸大・同大学院で彫刻を学ぶ。動物をくすのき(樟)で彫り、油絵具で彩色する
アニマルズ・シリーズを制作・発表している。
これは、虎のフィギュア玩具。私のPCの上にのせてみた。
後ろにちらっと見えるのが、立っている白いクマ。
本物の三沢作品・白い虎に出会ったときの写真は、こちら。

過去の展覧会の紹介記事ですが、ここに出てるのは、どれも可愛いです。
この記事へのコメント
ふにゃいの
白い虎の作品との出会い写真みました。
知らなかったらびっくりしそうです。
フィギュアも2体あるといいですね~。
迫力を感じます。
angie17
すごく可愛かったです。
クマも色々な種類が有るのですね~。
あおたけ
ユニークかつ味わい深い表情の
どうぶつたち。
これは惹かれますね(*´▽`*)
手のひらサイズの虎のフィギュアも
かわいい(*'▽')
yk2
ナツパパ
カミさんが演奏会をした会場でした。
天井が高く音がいい案配に響いたそうですよ。
どの像も目力が良いですね、そこに惹かれました。
おと
目に特徴があって、印象的。
クマやトラたち、このフィギュア、癒されますね♪
Inatimy
耳と目のところが黒っぽくてハチワレになってて可愛かったから。
動物絡みでいえば、オランダ人の芸術家、Frans van Straaten のブロンズ像も、
なかなか可愛いんですよ。春にキューケンホフにも野外展示してあったんですが、
いいお値段してました・・・。
engrid
TaekoLovesParis
▲ふにゃいのさん、趣味関係のグッズお詳しいふにゃいのさん、三沢厚彦をご存じで、うれしいです。最近、秋田県をはじめ、人里に現れて評判の悪いクマですが、木彫やフィギュアは愛嬌があって、かわいいですね。
フィギュアのトラには、ピンクもあるのですが、それは、私にはちょっと、、。
▲angieさん、グレーの太い毛糸のマフラーをしてるかのようなライオン、モダンな雰囲気があって、丸の内のおしゃれ街に似合ってましたね。しばらくたってから、行ったら、もうなくて、少し歩いたところに、ラグビーのリーチ・マイケルがボールを持って突進する場面のブロンズ色彫刻がベンチの端にくっついてました。
▲あおたけさん、街に動物が、という発想がいいですね。
今、調べてわかったのですが、東京駅丸の内仲通りには、
現代彫刻が、街の中にいろいろ設置されてます。箱根の彫刻の森美術館からの借り物なので、展示作品は時々、変わります。丸の内なので、スポンサーは、三菱地所です。
▲yk2さん、かわいい「がうがう」メッセージありがとう。
その通り。千葉は遠いけど、巡業中のホワイトライオンに会うために、千里の道も、、で行ってきました。一階の大広間に私は初めて見る「天馬」が展示されていたのですが、同じ部屋に、舟越桂の「私の中のスフィンクス」がありました。千葉市美術館の所蔵作品なのだそうです。うす暗い照明の下で、愁いを浴びた表情が、由緒ある昔のホールで歴史を見つめているかのようでした。
TaekoLovesParis
▲ナツパパさん、そうだったんですか!「さや堂ホール」という名前で、今も時々、コンサートに使われると書いてありました。響きが良いのは何よりですね。ライオンが鎮座してる後ろの黒い重厚な扉の上に、「さや堂ホール」と書いてありました。
動物たちの目には、何色もの色が使われていて、それが、目力のもとなのでしょうね。
▲おとさん、木彫というのは温かみがありますね。動物たちも、形が丸みを帯びて柔らかく親しみを感じ、癒されます。でも、目が鋭い。近くで見ると、カラーコンタクト、アイライン、アイシャドーのように盛った目なのです。
▲Inatimyさん、確かに、三沢ウサギは、2色の耳がかわいいですね。
<Frans van Straaten のブロンズ像>みました。象の玉乗りでなく、玉すくいが思わず笑うおもしろさ。クマさんは、すってんころりん尻餅クマさんで愛嬌、ありますね。いかめしい表情のもあるけれど、体型だけで笑えるものも。
フラナガンの野うさぎシリーズも好きですが、Frans van Straatenも好きな作家になりそうです。
▲engridさん、童話に出てくる動物たちって、丸っこい体で目がきらっとして、ユーモラスなので、動物が主人公の童話が好きです。三沢アニマルズは目に力が強いから、意志の強い正義感にあふれる感じがします。
engridさんの今の記事の白いコスモスの土手も童話のイメージでした。
coco030705
アニマルズ、すごく可愛いですね~☆
ライオンはこの美術館の、ギリシア神殿ふうのすばらしい玄関に負けないぐらい堂々としていますね。
ペガサスの大きくしっかりした羽をみると、これなら空を飛べるに違いない!と思いました。
クマさん達も色々なポーズをしていて可愛いです。今は、クマが悪者になっていて、かわいそう。食べ物がないから、里に来ているだけなのに。でも襲われたらやっぱり怖いですものね。
トラの絵、いいですね。縞模様がすごく美しいです。トラさんの木彫は、眼力があるというのか、魅力的です。
動物が好きなので、楽しかったです。(=^・^=)
TaekoLovesParis
動物がお好きだったら2倍楽しめますね。どれも表情に愛嬌があるし、丸みを帯びた体型に親しみを感じます。全国の主要都市で時々、展覧会をしてるそうなので、機会がありましたら、ぜひ。
お忙しいのでしょうけれど、記事の更新を待ってます。