
ランブイエはパリの南西50kmの森が多い場所。
ここに住むフランス人のA夫妻から、「夏に来た時、ランブイエ城を案内する」
と言われていた。
ここに住むフランス人のA夫妻から、「夏に来た時、ランブイエ城を案内する」
と言われていた。
ランブイエには14世紀に建てられた美しい城があり、フランソワ一世は狩猟
のためしばしばここに滞在、病のためここで亡くなった。
のためしばしばここに滞在、病のためここで亡くなった。
後にルイ16世の所有となり、王妃マリーアントワネットもここの田園生活を好んだ。
アントワネットは、広大な庭にメリノ種の羊を飼い、羊毛を加工し、高級な
メリノウールを作らせた。写真のフランス国旗が経っている門の奥に羊の農場が
あり見学ができる(有料)。

メリノウールを作らせた。写真のフランス国旗が経っている門の奥に羊の農場が
あり見学ができる(有料)。

駐車場に車を停め、城の正面入口から入る。
城は何回か修復を重ねている。正面がフランソワ1世が亡くなった居城に
隣接する塔なので、「フランソワ1世の塔」と呼ばれ、現存する最古の部分。

城の中から見える広い庭は、運河と花壇が美しい。

内部は豪華。壁のタピ(織物)は、フランソワ・ブーシェが描いたギリシア神話の
絵をゴブラン織りにしたもの。椅子やソファーはルイ15世様式で刺繡がみごと。

城は、ルイ16世、ナポレオン1世、3世と受け継がれたのち、大統領の別邸
として使用されている。
1975年に開かれた第一回主要国会議(G6)サミットに、この部屋が用いられ、
その時のテーブルセッティングのまま保存され、テーブルの上には、その日の
メニューが置かれていた。
城は何回か修復を重ねている。正面がフランソワ1世が亡くなった居城に
隣接する塔なので、「フランソワ1世の塔」と呼ばれ、現存する最古の部分。

城の中から見える広い庭は、運河と花壇が美しい。

内部は豪華。壁のタピ(織物)は、フランソワ・ブーシェが描いたギリシア神話の
絵をゴブラン織りにしたもの。椅子やソファーはルイ15世様式で刺繡がみごと。

城は、ルイ16世、ナポレオン1世、3世と受け継がれたのち、大統領の別邸
として使用されている。
1975年に開かれた第一回主要国会議(G6)サミットに、この部屋が用いられ、
その時のテーブルセッティングのまま保存され、テーブルの上には、その日の
メニューが置かれていた。

広い広い緑あふれる森のような英国式庭園の中に、藁ぶき屋根の小屋がある。

中がすばらしい。左右の縦の柱はムール貝が埋められ、中央には真珠、帆立貝、
さくら貝などがはめ込まれている。

拡大すると貝が見える。

もう一つの小屋は、マリー・アントワネットの「乳製品加工所」で、
ここの大理石でできた「涼気の間」に驚く。正面に洞窟がある。現在、
白い大理石の彫刻があるところは滝で水を流していたそうだ。

ここの大理石でできた「涼気の間」に驚く。正面に洞窟がある。現在、
白い大理石の彫刻があるところは滝で水を流していたそうだ。

この記事へのコメント
angie17
すてき~絵葉書みたいですね~。
yk2
ナツパパ
世界中の富が集まったのだろうなあ、きっと。
でもそれが残って、今は立派な遺産になりましたね。
Inatimy
トコブシかアワビみたいな貝殻もありますね。
装飾のために、これだけの量の貝を手に入れて、
職人さんたちは貝殻を使うために食べたのかしら・・・。
ムール貝、帆立貝、アワビかトコブシ食べ放題祭り^^。
ふにゃいの
フランスのグレイな感じの色の屋根が好きなんです。
他国の赤い屋根とかも好きですが。
貝を4枚花びらに見立てた装飾がすごいな。
あとは裏が銀色だったりするからなるほど!
って思いますよね。
TaekoLovesParis
▲angieさん、すてきでしょ。広いので、前方は、はるか霞んで見えません。
すぐ下に見える花壇の花がひとつひとつとても綺麗でした。
▲yk2さん、実際に近寄って見ると、貝殻のふくらみで、ムールとすぐわかります。周りに白い貝を敷き詰めてるのでムールが際立ちます。これが何年もの間、形を保っているのもすごいと思ったけど、貝塚という遺跡があるくらいだから、貝殻は丈夫なんですね。私は遠い昔、ここを気に入って訪れていたアントワネットさまの生活を想像し、レオン(笑)なんて思いませんでしたよ。
▲ナツパパさん、立派でスケールが大きい庭を見て、以前見た「ヴェルサイユの庭師」という映画が浮かびました。宮廷の庭師になるのは、とても大変で、着工指導する庭の工事も一筋縄ではいかないこと+恋愛で波乱万丈でした。
宮廷には、王の元には、最高のものが集められたとよくわかります。
▲Inatimyさん、食べ放題まつり、上手いですね~(笑)アワビ、とこぶしは貝殻の内側がキラキラしてるから、特徴がありますね。帆立もバイ貝もすぐわかったけど、わからないのも多くて。この時代から、アワビは高級だったのかしら。パリは海に遠いから、ちょっと前までパリの人は魚を食べる習慣がなかったそうだから、職人さんたちは食べなかったでしょうね。
yk2さんとInatimyさんは、2人とも、食いしん坊だから、食べる貝に話が集中(大笑い)
▲ふにゃいのさん、そういえば、フランスの建物は、ベージュの外壁にグレーの屋根ですね。かわいいよりもシックであることが重要視されるフランス。
4枚の花びらの花、すてきですよね。ヴァンクリーフのアルハンブラが思い浮かびました。貝の裏側の光沢も生かし、細部にまで神経が行き届いてて感心しました。
おと
TaekoLovesParis