角川武蔵野ミュージアムは昨年、埼玉県東所沢市にオープンした。
うちからは、高速・関越道の「所沢インター」で降りて10分ほどなので、
車で行けば近いという場所。
設計は隈研吾、巨大な石の要塞なような建物。
花崗岩2万枚を手で切り出し、斜め方向に積み上げたもの。
昨年末の紅白歌合戦で、「埼玉県の某所からです」と映し出された時、
「どこだろう?」と思った。しかも吹き抜けの2階の天井まで全部本棚と
いう図書室で、男女のユニットYOASOBIが歌っていた。
美術館にはあまり行かない弟が紅白を見て、建物と本棚に興味を持ち、
行ってみたいと言うので、一緒に行った。
うちからは、高速・関越道の「所沢インター」で降りて10分ほどなので、
車で行けば近いという場所。
設計は隈研吾、巨大な石の要塞なような建物。
花崗岩2万枚を手で切り出し、斜め方向に積み上げたもの。
昨年末の紅白歌合戦で、「埼玉県の某所からです」と映し出された時、
「どこだろう?」と思った。しかも吹き抜けの2階の天井まで全部本棚と
いう図書室で、男女のユニットYOASOBIが歌っていた。
美術館にはあまり行かない弟が紅白を見て、建物と本棚に興味を持ち、
行ってみたいと言うので、一緒に行った。
石の要塞の横に、ショッピング棟、ホテル棟がある。
正面入り口。ここから入る。花崗岩のパネルは陽を浴びるとキラキラして美しい。
ここが本棚劇場がある図書室の入り口。中は撮影禁止。
図書室はテーマに沿って本が並べてある。
コロナウィルス対策で、手に取った本は、元に戻すのでなく「返却場所」に置く。
図書室の中に、展示室があり、私が見たいと思っていた「米谷健+ジュリア展」は、
そこでやっていた。予想よりずっと狭く、小規模。
展覧会は、サブタイトルが「だから私は救われたい」
日本人とオーストラリア人のユニット、「米谷健+ジュリア」は、環境破壊、気候変動、
原発事故処理、パンデミックなどの問題をかかえる現代社会での経済動向、健康など
に不安を覚え、「救われたい」という思いを持つ。それらを科学や聖書の話も取り入れ、
作品に表している。
コロナウィルス対策で、手に取った本は、元に戻すのでなく「返却場所」に置く。
図書室の中に、展示室があり、私が見たいと思っていた「米谷健+ジュリア展」は、
そこでやっていた。予想よりずっと狭く、小規模。
展覧会は、サブタイトルが「だから私は救われたい」
日本人とオーストラリア人のユニット、「米谷健+ジュリア」は、環境破壊、気候変動、
原発事故処理、パンデミックなどの問題をかかえる現代社会での経済動向、健康など
に不安を覚え、「救われたい」という思いを持つ。それらを科学や聖書の話も取り入れ、
作品に表している。
「救われたい」というテーマなので、キリストの救い、聖書の「最後の晩餐」を
9mという長い食卓で、塩を使って表現している。
9mという長い食卓で、塩を使って表現している。
オーストラリアの大規模農業の灌漑による塩害、環境破壊、食の安全性に不安を
覚え、塩害に関連させ塩で2014年に制作した。
このまま進むと、人類の最後の晩餐の時が来てしまうという警告。
覚え、塩害に関連させ塩で2014年に制作した。
このまま進むと、人類の最後の晩餐の時が来てしまうという警告。
色鮮やかで美しいシャンデリア。この蛍光緑の素材はウランガラスで、
放射性物質を含む。福島の原発事故から着想し、制作を始めた。
各々のシャンデリアには、原発を持つ国の名前が書いてあり、シャンデリアの
大きさはその国の発電量に比例している。
放射性物質を含む。福島の原発事故から着想し、制作を始めた。
各々のシャンデリアには、原発を持つ国の名前が書いてあり、シャンデリアの
大きさはその国の発電量に比例している。
白い像、大人と子供の像、それと?
この作品は、白いサンゴのようなパーツから出来ていて、地球規模で進む
サンゴの白化現象を警告している。
実際に見ればすぐわかるのだが、これらの像は、信楽焼きの白い磁器の
パーツを組み合わせている。
子供の像の足を拡大すると、こんな。サンゴの白化現象がわかる作品。
パーツを組み合わせている。
子供の像の足を拡大すると、こんな。サンゴの白化現象がわかる作品。
友達にすすめられた5階の「SACRA DINER」で食事。
2時を過ぎていたので、ランチタイムメニューでなくグランドメニュー。
所沢野菜をふんだんに使ったイタリアン。
左は牛肉とごぼうのフェットチーネ。右は所沢野菜のオーブン焼き。
石の建物なので、プレートも石。マスタードマヨネーズのようなソースで石の上に
ラインを引いてストライプ模様に見立てている。おしゃれ。
明るくシンプルな内装で居心地がいいレストランだった。
2時を過ぎていたので、ランチタイムメニューでなくグランドメニュー。
所沢野菜をふんだんに使ったイタリアン。
左は牛肉とごぼうのフェットチーネ。右は所沢野菜のオーブン焼き。
石の建物なので、プレートも石。マスタードマヨネーズのようなソースで石の上に
ラインを引いてストライプ模様に見立てている。おしゃれ。
明るくシンプルな内装で居心地がいいレストランだった。
チケットは予約制で、私が行った図書室が基本で1200円。さらに漫画を読む部屋が600円とか、
どんぐりの森散策が〇〇円、妖怪展が〇〇円と、いろいろなオプションがあるので、
一日楽しめるようになっている。
どんぐりの森散策が〇〇円、妖怪展が〇〇円と、いろいろなオプションがあるので、
一日楽しめるようになっている。
GWに出かけるのに、おすすめの場所だが、緊急事態宣言が出されたので、休館かもしれない。
米谷健+ジュリア展は、5月31日まで。
米谷健+ジュリア展は、5月31日まで。
この記事へのコメント
ふにゃいの
すっかり変わってしまったっぽいですね。
行ってみたいです。
TaekoLovesParis
野球は西武ライオンズを応援してますか?
ふにゃいの
もともと広岡達朗氏のファンだったので
その頃は、住んでいたのもあって後援会入ってました。
レオもかわいいし。
初めてのジャイアンツとの日本シリーズは
徹夜でチケットとって、胴上げも見ました^^
市役所挨拶も見に行ったり^^;
なんで、今もなんとなく西武のファンだったり
工藤さん応援したりです。
TaekoLovesParis
今は、工藤率いるホークスを応援していて毎年2回くらい試合を見に行っています。昨年観客5千人で取れたチケットは対千葉ロッテ、初めてゾゾマリンに行きました。もう一回は対西武で久しぶりの西武球場でした。一番応援してるのは、巨人なんですけどね。今も対広島戦を見てますが、負けてる。。
ふにゃいの
なぜか、所沢ではなくて今住んでいるところに引っ越してから
近所のホールに
秋山さんと二人きたことがあって
どちらかに並んでサインをいただいたとき
私は渡辺さんの方に並びました^m^
初シリーズの時は2戦みたのですが
1戦目は西本さんにやられたときだったので
つまらないとか思いましたが、そのあと胴上げ見たので
気が晴れました。
ぼんぼちぼちぼち
さすが角川!って思いやした。
TaekoLovesParis
秋山と一緒のサイン会、秋山は3番、4番清原、5番デストラーデ。秋山は工藤の前、ホークスの監督でしたね。
日本シリーズを2戦もご覧になった、、徹夜でチケットをゲットした甲斐ありましたね。今は電話でのチケット予約になって。西本聖、江川と2枚看板だった頃ですね。懐かしい話にうれしさを覚えてます。
TaekoLovesParis
うりくま
予約制で有料だと、そんなに混雑することはないのかな?
企画展示にお洒落なランチもあって、楽しそうですね。
昔ライオンズを応援していた時はデストラーデのファン
で、珍しいと言われていました。(^Д^)
Inatimy
しかし、窓ってあるのかしら?って感じの建物ですね。図書館とか美術館の展示なら日の光が入らない方がいいのかもしれないけれど。
本棚劇場は画像検索してみてきましたが、高さがあってものすごい迫力ですね^^。どこになにがあるのやら。
ショップも充実してそうで、いつか行ってみたいところです。
TaekoLovesParis
私もすすめられて行ったランチの場所、「SACRA DINER」、自然志向のイタリアンでなかなか良かったです。一度はお勧めです。
TaekoLovesParis
窓、ないですねー。図書館だからか、閉じ込められた感は少ないです。
背の高い本棚の一番上にあるのは、本当に本なのだろうか、軽くするために形だけ?耐震は?と弟が気にしていました。
angie17
塩は完全に固まっているのでしょうか?
どうやって搬送したのか気になる・・(笑)
coco030705
建物自体が変わっていますね。興味深いです。
そういえば、昨年の紅白の時、YOASOBIが歌うとき何となく変わった場所だなと思いました。図書館だったんですね!YOASOBIは「優しい彗星」という曲が好きです。
最後の晩餐、面白いですね。警告のために塩でつくってあるとは。きれいな作品ですね。
シャンデリアも美しいのに、危ない放射性物質が含まれている。ちょっとショックです。日本はまた原子力発電所を再稼働しますね。
サンゴの白化現象を警告する作品は怖いです。陶器だからこそ、珊瑚を連想させられるのですね。
一体政治とは何か、ということを最近は考えさせられます。政治には人類は救えないのかしらと暗澹たる気持ちになったりします。
最後のお食事は、お野菜がおいしそうでいいですね。
moz
外観はそうそう、要塞か巨岩の遺跡みたいでとても不思議なフォルム。それを見るだけでも楽しめそうです ^^
米谷健+ジュリア展は、地球への人類? への警告ですね。じぶんで自分の首を絞めてるから、それへの警鐘。暗喩と言うのではなく、直接的で意味は誰にでも伝わる様子です。今回のウイルスだって、一種の人災かもしれません。人はもっと謙虚に生と言うものに真摯に向き合わないといけないのでは…。そんなことを思わせてくれそうです。
GW で一週間休みなのですが、まん延防止と緊急事態でどこへもいけません。例年なら、展覧会とコンサートなのですが…、本当に残念です。
gillman
この間久々に藝大美術館にいきましたが、またすぐ緊急事態宣言になってしまいました。フラストレーションがたまります。
TaekoLovesParis
芸大美の渡辺省亭ですね。私も宣言があけたら、ぜひと思っています。
やまびこ3
この花崗岩も埼玉県産なのでしょうか。
TaekoLovesParis
TaekoLovesParis
搬送は、カチカチの塩だけど、壊れないようにパーツに分けて、丁寧に梱包だと思います。
TaekoLovesParis
米谷健+ジュリア展は、一見、美しい作品なのに、警鐘をならしているんですよね。政治、そうですね、あまり頼りにできない政治の現状ですね。特にコロナ対策では、慎重になりすぎて遅れをとってしまいましたね。地球温暖化の脱炭素でも遅れを取り、それらに対し、個人のレベルで出来ることは微々たるもので限りがあるとあきらめてはいけないのですが。。
TaekoLovesParis
米谷健とジュリアご夫妻は、自然志向の暮らしを京都でしているそうです。地球環境を守るために環境にやさしい生活をすることも、一つの方法ですね。
コロナは初期の対策がもっとスムースだったら、と考えると、確かに人災ですね。緊急事態宣言がのびそうですね。ため息です。私もGWは散歩以外は出かけずにすごしました。