ロス&シスコの旅で、行きたかった所はソノマとナパのワインツァー。
ガイドブックにいろいろ書いてあったが、個人で簡単に行けそうもないので、
ホテルでツァーを申し込んだ。8時半にホテルまでマイクロバスが迎えに来て
くれるそうだから、らくちん。
「バスは遅れるかもしれないから8時45分までは待ってて」と言われたけど、
50分になっても来ないので、ドアマンのお兄さんに言うと、「わかった、調べて
みるから」とチェックに行き、「遅れてる」とのこと。「ところで、向こうにいる人は
あなたの友達?She is beautiful!」と、うっとり表情。M子にそう伝えると、
「じゃ、チップたくさんあげよう。公金なのに悪いわね」
乗りこんだマイクロバスは総勢11名の客。まず自己紹介。どこから来たかを言う。
ニュージャージー州4名にアルゼンチン、、、、私たちJAPAN2名。
バスはゴールデン・ゲイト・ブリッジを渡って、ソノマSONOMAに向かう。
「SONOMAの小さいワイナリー2か所でテイスティング、その後ランチ
をとって、NAPAのシャンドンを見学、これが今日の予定」とアナウンスがあった。
ソノマのワイナリーViansaの入口。植えてあるのはオリーブの木。
建物の中ですぐテイスティング。「よーくふってね、それから手でグラスに蓋をして、
回して香りを閉じ込めてから、香りをかいで」。結構気前よく注いでくれて5種類。
ピノ・グリ、ヴェルナッチャ、サンジョベーゼ、プリミティーヴォ、トカイのデザートワイン。
まだ午前中、皆の顔が赤くなってきてるのがわかる。
いい気分になったところでお買い物をしてね、さらに試飲(有料)もできるわよ、と
この部屋で30分自由時間。ワイングッズを買う。
外はこんな。ぶどうを食べて見た。フレッシュでおいしーい。
褐色の丘がずっと続くのがソノマの地形。
「みなさん、どうでした?さらに、もう一軒、行きますよ」と、アナウンスがあり、
程なくして2軒目のワイナリーへ。
ここでは3種類のティスティング。ここでの所要時間はわりに短かった。
ランチは、ナパの町のかわいいレストランで。車中で配られたメニューで前菜と
主菜を選んでおいたので、すぐにお料理が運ばれてきた。
日本から来たというと、次にくる質問は必ずTokyo? シスコの前はロスに行ってた
というと、「ロスは空気が汚い」とか「ロスはつまらない」と、評判悪し。
食後30分は自由時間。町や公園の散策をすすめられたが、陽射しがきつくて、
たくさん歩けなかった。ソノマは昔メキシコ領だったので、中央に大きな公園広場と
市庁舎があるスペインふうの町づくり(上の写真の右が広場)。
その後、ソノマを首都としてカリフォルニア共和国を設立し、メキシコから独立したが、
25日でアメリカに併合された。歴史ある町。
ソノマは19世紀になってイタリアから来た人たちが、トスカーナに景色と気候が似てる
ことから、ワインづくりを始め、カリフォルニアワイン発祥の地となった。
↓ ソノマの歴史地域
食後でワインがきいたためか、ほとんど全員爆睡で、バスはナパに到着。
フランスのモエ・シャンドンがアメリカで経営するワイナリー「ドメーヌ・シャンドン」
資本が大きいから、アプローチもモネの絵のような池に花(カンナ)ときれい。
正面玄関
テイスティングの始まり。
「さぁ、シャンパンですよ。みなさんのために看板商品クラシック・ブリュットを開けます」
スパークリングの作り方をかなり丁寧に説明してくれた。
M子が、「これ、私たちが時々飲むモエがオーストラリアで作ってるっていう安いのと
同じよね」 と期待はずれっぽくつぶやいた。
ぶどうの木の所で、ぶどうの種類の説明を受け、「黒いぶどうが白いシャンパンに
なるんですよ。すごいでしょ」
発酵の樽がある醸造所に移動。シャンドン・ツァーは、工場見学も兼ねていた。
糖分を加えない「ノン・ドゼ」タイプのスパークリングを試飲。
ワインの試飲と違って、シャンパンの場合はボトルを10人(一人昼食後に帰った)
で分けるので、それほど少なくない。
さらに、「ロゼ」を開けて試飲。「こっちにあるエトワールシリーズは、上級キュベで
ものすごくおいしいのよ。テイスティングルームで有料で試飲できますよ」
これで解散。と言ってもバスが来るまで、ワインショップで自由時間。
今、飲んだ3本のスパークリングは、どれも17ドル。しかも会員登録をすれば
15ドル。オーストラリアのと同じような味と思ったら、やはり安い。
高級なエトワールシリーズは40ドル、2杯20ドルで試飲できるけど、おなかも
いっぱいだったので、きれいな庭を散歩して、花の写真を撮った。
夏限定の「シャンドン」、大きなポスターがトロピカルでかわいかった。
この記事へのコメント
coco030705
さすがTaekoさんですね。ワイナリー・ツアー、とても楽しそうでした。
アメリカのワインはヨーロッパと比べてお味はどうなんでしょうか。
気候の違いでワインのテイストも変わってくるんでしょうか。
よしあき・ギャラリー
angie17
でも、酔いそう~(笑)
hatsu
カリフォルニア共和国っていうのがあったんですねー^^
yk2
これで改めて気づいたんですが、以前はモエのオーストラリア産はグリーンポイントって名前で出てたけど、今はアメリカ産のと同様にドメーヌ・シャンドンになってるんですね。
そう云えば、チャック・ローブがフォープレイに加入するちょっと前のCotton Clubでのliveを観に行った折に、泡でなく赤のドメーヌ・シャンドンのピノがあったので物珍しくて飲んでみたことがあったけど。ま、元が安いワインですから(笑)、セレブtaekoがそれを覚えているだろうなんて、まるっきり思ってませんけどね~。
匁
ほろ酔い気分?でバス旅行。
いい旅ですね。
Inatimy
カリフォルニアのワインは飲んだことがないので、
甘いのがあったらのんでみたいところ^^。
TaekoLovesParis
▲cocoさん、これ一人119ドル(+ガイドさんへのチップ10ドル)だったんですが、なかなか良かったです。アメリカのワインはさっぱりして美味しいと思います。スーパーで買ってホテルで飲んだ日もありましたが、値段は安いんですよ。12ドルくらい。日本で買うと2800円くらい。そんなのでも結構おいしかったです。
▲よしあきさん、よしあきさんの制作に少しでもお役にたてれば、うれしいです。
▲angieさん、そう、結構、量があるから、少し飲めます、くらいだと大変かも。
▲hatsuさん、陽射しが午後の3時間くらいきついけど、あとは湿気もなく爽やかでした。雨はあまりふらないんですって。hatsuさんお気に入りのハワイみたいな感じよ。
▲yk2さん、私の方こそ、yk2さんのコメント読んで、グリーンポイントって名前だったと思い出しました。今はオーストラリアのもカリフォルニアのもラベルが同じようなふう。モエの世界戦略ですね。
yk2さんが、かの有名なオーパスワンを飲んだときのこと、ブログにずーっと前、書いてらして、私もいつか、、って思ってたので、M子さんに「飲みましょう」って言ったら、「うちのセラーにあるからここで飲まなくても」って断られました。
シャンドン・ピノですか、悲しいことに覚えてません。
▲匁さん、バス旅行って、らくでいいですね。気に入りました。列車だと降りる駅を乗り越さないように、って心配するけど、それがない。集合時間だけ覚えとけばOK
TaekoLovesParis
カエル
お土産のワイングッツ何お買いになったんだろうなぁ。。?興味津々です!笑
TaekoLovesParis
そう、日本のワインバーでの値付けが3800円くらいのぶん。だからお店で買うとその半値以下。
こうやってツァーにはいるとらくだけど、シャンドンは工場見学が長くて試飲は
安いのだから、ちょっと私的にはハズレでした。自分で行けば、好きなの試飲
できるし、星つきレストランもあるくらいだから、おつまみもおいしいんだと思うわ。
買ったグッズはボトルキャップとチーズのカッティングボード、パーティの時、誰のグラスかわかるようにつける小さいお花の吸盤です。重いもの、割れるものは避けてるので
nicolas
すごくスパイシーになったりしますが、スパークリングもそんな傾向があったりします?
ナパのワインはちょっと前からすごく高いままなので、試飲って魅力的な響きです~♡
TaekoLovesParis
上級キュベなら。。。