これ、映画の1カットのようだと思いませんか?
私は、こういう人、好みです。くずれたチョイ悪より、こういうマジメそうな人、いいなぁ。
彼は、シャンパンの生産者、つまり醸造家のジュリアン。
何年も続いた名門「ルブロン・ルノワール」LEBLOND-LENOIRの蔵元に生まれ、
2003年に醸造デビュー。
この前、ここの「デジール・ド・マチュー」を飲んだとき、軽くすっきり、そして柔らかい
飲み口に驚いた。とても上品な味わいだったんですよ。
今日飲むのは、ロゼ・シャンパン。シャンパンに赤ワインを加えて造ったもの。
きれいな色!花の香りがさわやか。シュワっと細かい泡。苺の味。
苺の酸味がなく、甘さと香りだけ。でも、すっきりした喉ごしはシャンパン!
とりこになってしまいそう。
はじめ「おいしーい」と、ぐいぐい飲んでいたけれど、だんだんボトルの底が見えてくると、
「もったいない」からと、ゆっくり飲む。
きょうは、ひとり1本のチーム・エレガント3人の集まり。
明日から3連休という金曜の夜。
土用も近いので、つまみは「うざく」
さて2本目 同じくロゼ・シャンパン。
今度は女性醸造家。ドビ(DAUBY)。
生粋の貴族マダム・フランシーヌ・ドビによる蔵元の娘フロール・ドビは醸造学を専攻、
さらに醸造学校で自然環境も教えていた。
フロールは、アイ村の土壌には、ノン・ドセ(甘味を加えない)が合うのではと、ドビでは
初めてのノン・ドセを造ってデビュー。
ご覧のとおり、ラベルのデザインがかわいらしくて、女性的。
色もきれいなローズ色。こちらは、さくらんぼ味。ベリー系の味もする。
フレッシュではっきりした味だけど、まろやか。
女性だけど、しっかりした人ね、と想像したりする。飲むほどに惹き込まれる。
3本目、締めは基本に戻り、白い泡。ジュイエ・ラルマン(Juillet Lallemand)
こちらも若いイケメン、名前はジャン。
父ラルマンは30年以上、シャンパーニュ地方のヴェルジー(VERSY)村で村長を務め、
シャンパン産業の育成に力を注いできた人。
息子のジャンは父の元で修行、跡を継ぎ、2003年に自分のシャンパンを発売した。
彼も、かなりのイケ面。
これは厳しい顔をしていますが、広告に使われている写真は甘い表情で二コッ。
飲んだのは、グランクリュ(GRAND CRU)。
フレッシュでさわやかなのに、コクとまろやかさ。バランスがとれているというのは、
こういうのなのでしょう。きっと、造り手のジャンもバランスのとれた思慮深い人なのでは。。
3人とも、2000年以降に自分のシャンパンをリリースした人。
変わらぬ伝統の味というのもあるが、レストランなどでも最近は、自然を意識した素材が
多く取り入れられ、健康志向で、軽く見た目もきれいな料理に人気がある。
そういう料理に合わせて飲むシャンパンが、今までと同じではなく、新しい感覚のものに
なってくるのは、当然の流れなのだろう。
一口食べて、「あ、おいしい!」と、喜びがあふれるのと同じく、飲んで、「あ、おいしい!」
と、喜べるシャンパンだった。
この記事へのコメント
U3
TaekoLovesParis
そうですね。消費者の私は、シャンパンの値段が下がってきたので、うれしいです。
一時はロシアや中国の需要がふえてたときいてます。
aranjues
シャンパン飲まれているでしょう。へたに話題にでものぼれば
切り刻まれそうです(苦笑)。
シャンパン、飲む機会は増えましたが、未だ??です。
ベルギービールに、レッドビールと分類される一軍があります。
今夜たまたまレッドビールを何種類か飲んで、味わいは
ビールのスパークリングワインといった感じ、何年かは熟成され
酸味が際だち苦みは抑えられ飲みながらtaekoさんの嗜好に案外
あうのではないかとおもいました。ほんとに美味しいレッドビールは
タイミングあわないと中々手に入りませんが。、
ララアント
彼 二人 彼女・・・3人とも素敵な方達ですね!!
yk2
チーム・エレガントはエレガントな方がお1人入るからエレガントになるのであって、普段は恐怖のマシンガ(・・・以下自粛 ^^;)。
pistacci
造り手の顔が向こうに見えるのって、また味わいが違いますね。
一本飲むのは十分エレガントなんだわ、と、安心♪♪
TaekoLovesParis
▲aranjuesさん、チーム・エレガントですから、切り刻んだりなどいたしません。
さわやかに、適切な言葉を選んで批評させていただくこともありますが、標的は、
サルコッチ、ベルルスコーニ、、(と煙に巻く)
ビールの季節ですね。この日もシャンパンは3人揃うまで開けられないので、
ビールで待ちました。マイスターの私へのおすすめのレッドビール、探してみます。
▲ララアントさん、ララアントさんのこの前のご指摘どおり、このときも金曜の夜でした。生産者の人たちは、真剣な仕事をしているので、表情がきりっとしていて、
いいなぁと思います。
▲yk2さん、チームですからね、みんな、エレガント。時と場合、相手によって、
違う面を見せるんです。恐怖のマジンガーZ、なつかしいロボットですね(笑)
▲pistaさん、そう、1本飲んでもエレガント(苦笑)。というか、これは軽いので、
翌日に残るほど酔いません。アルコール度がえーっと数字を忘れちゃったけど、
なんとか以下だと、酔いが少ないんだそうです。
duke
一人一本の「チーム エレガント」っていいですね!!「チーム酒豪」じゃないんだ、って、ウソですよ~~^^ 喜びあふれるシャンパン、素敵です。
pace
贅沢は素敵だな~
Inatimy
なかなかいいかも。
いろんな話があふれて、ふくらんでいきそう。
さらに、その醸造家さんたちが普段どんなお料理を食べてるのか知りたいなぁ。
食べ物の好みが同じだったら、余計にそのワインに親近感が沸いてきそう。
・・・海老好きな醸造家さん、いるかなぁ。
roseadagio
醸造家に想いを馳せながら、シャンパンを選ぶのも洒落ています。
エレガントに飲むことを心がけていますが、昨晩も隣の席の人ににらまれました、、、、
ぎーこ
そんな時間を共有できる仲間に出会いたいものです。
シャンパンやワインに詳しくはありませんが、
詳しい方が選んで下さったものって本当に美味しいと思います。
あやっぴぃ
うっとりするような雰囲気が楽しめそう~♪
バニラ
飲んでみたいのは苺味のシュワシュワかなぁ~
来週とその翌週と飲み会が続くけど、Taekoさんみたいな優雅の集まりとは
程遠いものとなりそう。
aia
TaekoLovesParis
▲dukeちゃん、「チーム酒豪」じゃないんだ、に大笑い。
シャンパンはやっぱり特別ですね。何かいいことが始まる気がします。
▲paceさん、贅沢は心の栄養ですよね。paceさんは、豪快に贅沢な趣味の人生を送っていらっしゃる、すてきな生き方ですね!
▲Inatimyさん、どこかのサイトで見たシャンパンに合う料理っていうのが、
「鶏のクリーム煮」「サーモンソティ」、、普段のごはんみたいで、なんか夢ないなぁ
って思ってしまいました。せめて海老にしてほしいですよね。Inatimyさんちの
ごはんだったら、結構、合いそうなのありますよ。
醸造家さんたちの普段ごはん、場所柄、お肉中心でしょうね。
▲roseadagioさん、<昨晩も隣の席の人ににらまれました、、> → ここが
おかしくてニヤリです。わかりますよー。楽しいから、声が大きくなるし、笑うし。。
向こうのほうの席から「あちらのレディに」と、グラスシャンパンが届くようになりたい
ものです。
Wino
新世代シャンパーニュも目が離せませんね!
味わってみたいです。
TaekoLovesParis
▲ぎーこさん、シャンパンやワインはソムリエさんに選んでもらうとぜんぜん違い
ますね。しかもこのワインの素性は、、って聞くと余計に今、飲んでいるものが、
いとおしく感じます。
私の友達の歌姫は、コンサートの後のパーティは必ずシャンパンで始めます。
ぎーこさんもお仕事のあとの打ち上げで楽しい時間がありそうですね。
▲あやっぴいさん、そんなにほめていただいて、、チーム・エレガントの残り2名
は、どんな顔でここを読むでしょう(笑)
▲バニラさん、やっぱりー!バニラさんは画家のドニも好きなタイプとおっしゃって
いたし、私とけんかにならなくてよさそう(笑)。(って、誘われてない)
苺味は、仲良く分けましょう。
2週、飲み会が続いて、暑気払いですね。
▲aiaさん、三人三様の写真ですね。醸造は五感と集中力で勝負の大変な仕事
って、だんだんわかってきました。いろいろなことを想像しながら飲むのは楽しい
です。
TaekoLovesParis
ですが。。
c-d-m
スカート穿いていったら混ぜてもらえますか?(爆)
taekoさんのコメントが素敵で、評論家の利害が見え隠れする退屈なコメントを見ているよりもダンゼンいいですね。
こんな風にワインの覚書を完成させた内容は過去にありませんよね?
頭ではなくハートで飲んでいる人の素直な意見を拝見していると、
味わう飲み手に想像力を掻き立てる醸造家たちの力量が伝わるようです。
何より楽しく飲んでいて、ついでにそういうイメージをもつって事が素敵です。
ワインに関する文字の情報はあくまでもテキトウで良いと思います。
ご自身の直感を信頼してください。誰が何と言おうともそれが素敵な正解だと思います。
だって中心になるのは人と会話ですし、頭で飲むような、ワインが中心の食卓なんて本末転倒ですから。
流石は一番前のめりで聴講された優等生です。(私はセンセじゃないけど)
ハナマル進呈させて下さい。(感無量)
てんとうむし
Taekoさんの語り、エレガントな集い、それぞれのシャンパーニュ、写っている方々の美男美女っぷりはもちろんのこと、写真そのものも素敵♡
うっとりしちゃう。
私も飲んでみたいなぁ^^
探さなくっちゃ!!!
danke
他のお酒もその類には漏れる事はないのですが、ワイン生産者の大方はブドウの生産者でもあるので、自分の畑に自信が持てるまで、ブランドを世に出さないとも聞いています。
いつかはそんな真面目な生産者さん達を訪問したいと思っています。
そして、その説明相手になれる位に舌を鍛えておかなければナぁーと思うこの頃です。
Taddy
匁
ロゼ・シャンパン一本をぐいぐいと飲めることが必須条件ですね!!
昨日niceを付けて以来飲んでいるんですがまだ半分くらいです。(笑)
そう言えば チームQ と言うマラソンランナーもいたな!
と思い出しました。
甘党大王
今日は雨。。。予定イッパイなのに(^^ゞ
(>_<)♡私だって~・・・好みです♡
hatsu
いろんな思いを想像しながら飲むの、楽しそうです。
「おいしーい」とぐいぐい飲んで、ボトルの底が見えてきたらゆっくり飲む。
うんうん、分かります^^
hideKING666
luna
色がとてもきれい。
ただ口にするだけではなくて、
その背景や作った方の顔がわかると
シャンパンの味も深まりますね。
チーム・エレガント、
優雅な夜ですね♪♪
にこちゃん
そんな取り合わせしてみたいです~
夏は若き醸造家の夢をも仕込んだような、素敵なシャンパニュ開けて
ゆっくり時間を過ごしたいものですね♡
TaekoLovesParis
あげなーい。でも、「c-d-m塾」門下生の時には、ぜひぜーひ、お姿を見せて
ください。
ハナマルもらえてうれしいです。
いろんなことを覚えなくても素直に飲むだけでいい、って私には最高の
アドバイス。
シャンパンの儚い泡を眺めていると、いろいろ想像がふくらみます。
C-d-mさんが音楽が浮かんでくるというのも少し、わかるようになりました。
いっぷく
Taekoさんの分析力に感嘆。
まあ、楽しい雰囲気で飲めれば感謝です。
TaekoLovesParis
▲てんちゃん、てんちゃんだったら、上級者で私よりずっと経験値が高いから、
もっともっといろいろわかると思います。
この生産者たちの写真を見ていると、いい仕事をしている人のきりっとした表情、
輝きの表情がわかり、もう一度、飲んでみたいなと思います。ネットの通販でも
買えますよ。
▲dankeさん、ほんと、おっしゃるとおりだと思います。私もいつかシャンパンや
ワインの生産地をたずねてみたいと思っています。舌を鍛えるという目標を
持ちながら、飲むのは充実感があっていいですね。
▲Taddyさん、はい、彼に1票、受け付けました(笑)
▲匁さん、私ひとりでは、そんなに飲めないけど、チーム(複数チームに所属して
います・笑)だと、いつのまにか飲んでいるんですよ。話しながら、笑いながら、ね。
飲みながら絵を描く人もいますね。
チームQ、もう解散しましたね。チーム匁はタイガーズ応援団!応援届いてると
思うけど、、どうしたんでしょうね。
▲甘党大王さん、昨日のお出かけは楽しかったですか?
はい、甘党大王さんも彼に一票ね。出遅れてもアッピール度が強ければ大丈夫(笑)
▲hatsuさんも、お飲みになるかただから、ボトルの底が見えてきたら、、の気持ち
、わかってくださるんですね。だんだんビールもおいしい季節になってきましたね。
▲hideKINGさん、若いうちに苦労をしておくと、きっと人生の後半でいいことが
ありますよ、って今も十分に充実してるhideKINGさんには合わないメッセージ
だったけど。。
▲lunaさん、ロゼシャンパンって、それぞれ色も違うんですよ。サーモンピンク
っぽいのから、結構濃いローズ色まで、いろいろ。透き通る色なので、眺めて
いると、どんな人が造ったんだろうって、影がグラスに映るような気がして。
lunaさんだったら、そういう状況をきれいな言葉で綴れるのになぁって思います。
▲にこちゃん、そう、そうなんです、<夢をも仕込んだような、素敵なシャンパニュ>
にこちゃんのお料理レシピ、ワインやシャンパンに合いそうなものをメモってある
ので、そのうち。。ズッキーニとトマト、チーズがけオーブン焼きもね。
▲いっぷくさん、そぅ、楽しく飲めるのが一番なんですよー。でも、ついつい、
分析。なんでこうなるのか、って考えるのが好きなんです。
angie17
美味しそうな気がする(笑)
coco030705
最初の写真、一目見て何の映画かなって思いました!
素敵な人ですね。ちょっとシャイな感じがします。こういう感じの人は、
私も好みです。彼のつくるシャンパンを飲んでみたいって思いました。(^^)
近頃の健康志向の料理に合わせて、ワインやシャンパンも変わっていくなんて
おもしろいですね。
Bonheur
Taekoさんのように、造られた方に思いを馳せながら頂くと、また違った味わいができていいですね。そしてそういうことが共有できるお仲間がいらっしゃるというのも素晴らしきこと。
改めてシャンパンやワインの世界って奥が深いなあと思いました。
TaekoLovesParis
▲angieさん、私は、女性醸造家のラベルが特にきれいだと思って。。華麗です。
やっぱり見た目も大事ですよね。
▲cocoさん、そうね、シャイな感じ、しますね。おーcocoさんの好みなのね(笑)
父が「寿司屋は色黒じゃいけない、握る手が白くないと」と言っていたのですが、
飲食関係は、ハンサムな方がいいんでしょうか。
お客様のニーズに合わせて、お料理もお酒も変わっていくんですね。
▲Bonheurさん、味からいろいろ想像をめぐらすのは楽しいです(笑)。
お料理もお酒も、おいしいだけでなく、洗練されているっていうことも、だいじだな
って思います。
そ、奥が深いから、もっと研究しないと(笑)
ルビー
いつもながら、うらやましい会!
ところで、“ロゼシャンパン”を私がはじめて知ったのは「めぐりあい」という往年の恋愛映画の名でデボラ・カーのセリフにでてきたから。“なんて素敵な名前の飲み物”
と思いました。(訳はピンクシャンパンでした)
まさみん
普段はシャンパンは飲む機会すらありませんが、久しぶりに飲んでみたくなりました。
りゅう
しかもチーム・エレガント!!
とっても無敵・・・
おっと間違えた、とっても素敵です♪(^_^)
飲んだワインを調べてみたらイケメン生産者だったのでしょうか?
それとも、イケメン生産者のワインを選んで飲んだのでしょうか??(^_-)