注意:レストランは閉じましたが、美術館は、やっています。
「とてもいいレストランと美術館があるから」と、誘われて、出かける。
場所は、虎ノ門、ホテル・オークラの隣、「菊池寛実記念 智美術館」。
中から、玄関をみると、武家屋敷のたたづまいの前庭。
菊池寛実は、株で富を築き、戦後日本の3大富豪のひとりとか。
この地に邸宅を構えていた。今も往時の西洋館と蔵が残っている。
美術館とレストラン部分は、5年前にオープンした新しい建物。
設計は、坂倉設計事務所。どうりで、コルビュジエふう。
建物の外壁は、ライムストーン。貝が堆積してできた石なので、化石になった巻貝
が模様のようになっている。
車を出そうとしていたら、おじさんが、壁の貝を指さして説明してくれた。
食事をしながら見える景色は、↓
新緑が美しい日本庭園。鳥も来る。
レストランは庭と地つづき。ガラスばりの部屋で明るい。
お料理は
①水蛸のバジリコドレッシング(前菜)
②グリンピースのポタージュスープ
③牛ほほ肉の赤ワイン煮
④クリームブリュレとアイスクリーム、フルーツ盛り合わせ。
これで4000円。
駐車場があるので、車で行ったから、ワインはなし。
スープ、パン、肉または魚料理、コーヒーで2300円というランチコースもあった。
この美術館のコレクションは、現代陶芸。
今回、やっていたのは、これ。 遠い親戚の名前もありうれしかった。
レストランで偶然、親友のN嬢に会って、びっくり!
おしゃれな店をたくさん知っているので、私たちの会合の場所選びは、いつも、N嬢。
そんなN嬢が、「ここ、ちょっと駅から歩くけど、気に入ってるのよ。」と太鼓判。
レストランの名前は、「ヴォワ・ラクテ」、03-5733-5135 月曜休業。土、日営業。
2:00~5:00ティータイム。お庭を見ながらのお茶もおすすめ。
この記事へのコメント
pace
TaekoLovesParis
以前から、「ここ、なんだろう」と思っていた場所でした。
車がとめられるので、お茶にでも寄ってみてください。
大正時代の西洋館と、お蔵もあります。
pistacci
最近行ってないな、って思い出しました。いろいろ催しもしているのですね。
aranjues
これも至福の時間ですね。
私には縁がなさそうです(^-^;
いっぷく
そのすぐそばに日本で最初の私立美術館の大倉集古館もあるし。
お友達と偶然遇うなんて世間は狭いですね。
pace
http://bowz-voice05.blog.so-net.ne.jp/2006-04-19
ちょっとだけアメリカとマスタング
とらion
ですか?!
それにこの庭(それこそ蜻蛉も蛙もいっぱいいるでしょう)
はすごいですね。一度は覗いてみてみたいです。
そこでランチは良いですね。
「菊池寛実記念 智美術館」
ですか。覚えておきます。
Inatimy
コレクションのポスター写真を見て、
「わぁ、かわいい、蕪の柄?
あ、でも金が入ってるから、電子レンジは使えないなぁ・・・。」と、
思ってしまいました。
・・・茶陶ですから、当然、レンジは使いませんよね。
coco030705
なんて素敵なレストランなんでしょう!
しかも、お値段も手ごろですね。私でも行けます。(^^)
今度7月に東京と横浜(友達がいます。)へ行く予定です。
でも、初日は夜歌舞伎を見て、次の日は横浜だから
7月はちょっとムリかもです。でもぜひ一度行ってみますね☆
katsura
かよりん
食事のお値段も想像してたよりはリーズナブルなので、今度半休とって遊びに行ってみたいです。
お庭も素敵。
Taddy
料理も美味しそう、デザートも付いてるし。
現代陶芸のコレクションも観てみたいです。
範子29
すごく落ち着きそうな美術館ですね。
仕事が一段楽したら言ってみようかしら。
yk2
時代が違うので単純な比較は出来ないでしょうが、写真だと旧朝香宮邸だった東京都庭園美術館より立派な造りの様にも思えますね。
ムーミン
こんな場所でランチ、いいですね^^
いつか行ってみたいですね。
miku
現代陶芸展、楽しそう
aia
lie
さて、大阪では藤田邸・・う〜ん、違うなあ、こちらのほうが、日常の延長にあって素敵。料理もおいしそう♪
バニラ
お料理の分量もお上品なのが、わたしには...ですが。
オークラあたりは行くにはちょっと不便ですよね。
時間にゆとりをもって、ぶらぶら歩きながらのデートにはぴったりですが。
TaekoLovesParis
▲pistaさん、オークラは坂の上なので行きが面倒ですね。高層のホテルがふえた今、オークラのロビーは日本的なたたづまいが落ちついていていいな、と思えます。
この美術館は、オークラの隣に位置しています。前を何回も通っているのに、存在に気づいていませんでした。
▲aranjuesさん、<私には縁がなさそうです>
→ちゃぁんとコンラッド東京で、シャンパンランチをご馳走になっていらしゃるのに~(笑) いいなぁと思って記事を拝見しました。
▲いっぷくさん、<日本で最初の私立美術館の大倉集古館>
→何度か行っているのに、知りませんでした。中国風のこじんまりした建物が好きです。大倉財閥はすごいですね。
親友に会ったのが驚きです。「いつ、記事にするのかしら」と思っているに違いないから、即効、アップしました。
▲paceさん、読んできました。冒頭、キッチンの場面、ネコが出てきて、ジャズっぽいふんいき、、、昔見た、レイモンド・チャンドラーのThe long goddbyeの映画を思い出しました。
いい思い出をおもちですね。
▲とらionさん、<この庭(それこそ蜻蛉も蛙もいっぱいいるでしょう)>
→はい、そのとおり。蜻蛉と蛙はガレ以来のキーワードですものね。
写生もできそうな雰囲気でした。
外壁の模様は、説明されなければ、見過ごしてしまうところでした。
TaekoLovesParis
▲Inatimyさん、<ほほ肉、っていう響きからして>
→ほほ肉だから、長時間煮込まなくても、ナイフがなくても食べれる程、柔らかくなるんでしょうね。今日は、牛肉ではなくて、仔牛のほほ肉の煮込みを食べました。
<蕪の柄>→これは、有田の色鍋島の今泉今右衛門の「水指」。
写真だと大きさがわからないけど、水指だから、小さくはありません。
(電子レンジにないらない、笑)
まだ40代なので、伝統+自分らしい新しさに挑戦している作品です。
▲Cocoさん、<初日は夜歌舞伎を見て>
→東京の私よりCocoさんの方が回数、見ていますよね。ずっと行って
ないけれど、7月には、私も少し余裕ができるから、行こうと思っています。横浜も見るところがたくさんあるから、楽しい旅になりそうですね。
▲katsuraさん、坂倉事務所、六本木なんですか。知らなかったです。
コルビジェ関連の展覧会に行くと、必ず「坂倉」名前のものを目にします。第一弟子だったんですね。鎌倉の神奈川県立美術館が代表作ですね。
▲かよりん、おしゃれな所が勤務先でいいですね。私は緑の多いスペイン大使館のあたりが好きです。
▲Taddyさん、現代陶芸、おもしろいと思います。それぞれ、伝統の家に生まれ育ち、基本をしっかり学んだ陶工たちが、新しい試みをしています。お茶道具という制約の中での表現、斬新さと使いやすさの両立が難しいところですね。
2年会ってなくても、ちゃんとTaddyさんのことを覚えてくれていたダルメシアンのポンゴの記事、覚えています。老衰とはいえ、悲しいですね。
TaekoLovesParis
▲範子さん、<普通のおうちのような感覚に>
→すごくお金がかかったぜいたくな建物です。階段の手すりのガラスは
○○さん、玄関のドアは○○さん、などなど、、インテリアの説明の紙がおいてありました。ゆっくり見るとおもしろいと思います。
▲yk2さん、<作家の菊池寛の邸宅だったのかと>
→私もはじめそう思いました。でも小説と株では、もうかるお金の単位が違うみたいですよ。
旧朝香宮邸は、アールデコだけど、この建物は、菊池寛実の娘、
智さんの個人的趣味で、部分、部分をいろいろな人に頼んでいるので、
全体としてのコンセプトは、私にはつかめませんでした。
▲ムーミンさん、ここなら、お友達をお連れしても喜ばれそうですよ。
▲mikuさん、<ポスターの下の焼き物、面白い形ですねえ>
→隠崎隆一作品の備前の花器。この人の茶碗は、本当に飲めるかしら、という斬新な形ですが、海外で高く評価されているようです。
▲aiaさん、ゆったり時間が流れていくのが好きです。ここで私は、(似てないけど)ロダン美術館のお庭を思い出しました。
▲lieさん、<藤田邸・・>って?あとで探してみよう。
▲バニラさん、うふ、たしかに軽いです。ま、スープがクリームスープなので、少しボリュームがあったけれど。。足りないときは、パンを食べることにしています。
霊南坂とかスペイン大使館あたり、デートにいいいですね。桜の季節は、全日空ホテル横の桜坂がおすすめ。(もう知ってる?)
bonheur
ここのところ、ランチはいつもばたばたしていて(職場のデスクでPCや書類とにらみ合いながらとることもあったり)、優雅なTaekoさんが羨ましいです。
TaekoLovesParis
あまり広告をしてない地味な存在の美術館です。
私もこの日は優雅だったけど、いつもは……。帰りも遅い日々ですか?
仕事にうちのめされないようにね。
りんこう
私の行動はいつも時間に追われているので、
そういう行動の計画を立てているだけですが、
たまにはこういうところでゆっくりランチもしてみたいですね。