「日本ポルトガル友好コンサート」に出演する友達のお伴をしてリスボンに行った。
音楽家4名+私たちサポーター3名、計7名のリスボン4泊ツァー。
ポルトガルは15世紀、エンリケ航海王子の時代に海に乗り出し、海運国として栄えた。
上の写真は、船に大勢の人たちが乗って海に繰り出すモチーフの石造りのモニュメント。
日本が発見された年号も刻まれている。
1488年バルトロメウ・ディアスが喜望峰を発見してアジアへの航路の道筋を開いた。
コロンブスもポルトガル王に資金援助を仰ぐが、すでにアジア航路への見通しがあるため断られ、
この港から出発し、スペインへ向かい、イザベラ女王の資金援助を得て、アメリカを発見した。
港の前に建つのは、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航海を記念して建てられた修道院。
海外からの富で建てられた立派なドームのある建物。
中はイスラム風の回廊式で中庭がある。
回廊を、イベント用の衣装を着て歩いている人がいたので、写真を撮らせてもらう。
夜は、コンサート。
日本大使館の主催。
「普段、入れない豪華な宮殿でやるんだから絶対、来たほうがいい」と誘われ、
撮影係を命ぜられた。(私は写真がうまくないけど人材不足だから)
サポーターの他2名は高校の同級生AとN。
街の真ん中にある「フォス宮殿」が会場。
ライトアップしている。
宮殿の中は、
会場は、シャンデリアが輝くこの部屋。
「日本人オペラ歌手3人・ピアノ奏者、ポルトガル人オペラ歌手1人が競演し、
日本の歌、ファド(ポルトガルの歌)、オペラの曲など、バラエティーに富んだ
曲目のコンサート」と説明があった。
前の方の椅子に紙が貼ってあるのは、「VIP招待席」
天井もすばらしい。
「マダムバタフライ」(蝶々夫人)のアリアは、着物をドレスの上にはおって歌う。
表情豊かに、ファドを。
バリトン(日本人)と、テノール(ポルトガル人)の競演。
伴奏者
アンコールは4人そろって。
3人ともポルトガル人なら誰でも知っているというファドを1曲づつ歌ったので、
お客様は大喜び。
楽譜がなかったので、CDからピアノ伴奏の音符をおこしたそう。
終演後は別室で、シャンパンパーティ。
ポルトガルの泡(スプマンテ)
デジカメはシャッターチャンスが遅くなるので、なかなかいいタイミングで写真が撮れない。
声もはいるから、コンサート用には、ビデオがいいなと思った。
この記事へのコメント
nico
それくらいしか知らないんですけど。
宮殿でオペラ観賞だなんて、贅沢ネ。
sakikop
いいなあ~と思いながら読んでいました。
宮殿だと音もよく通りそうですが、こんなに近くで聴けるのも素敵ですね!
>デジカメはシャッターチャンスが遅くなるので
確かに。シャッターチャンスが気になって大変ですよね~
ムーミン
実際にあるんですね、こういうコンサートが!
そこにいるtaekoさんが、すごいです~。
好(ハオ)くん
Taddy
「ポルトガルの泡」ですか、なるほど。
aranjues
それにしても、>>「日本ポルトガル友好コンサート」に出演する
友達のお伴をしてリスボンに行った。<<
というさらっとした書き出しでしたので、リスボンという名前の
ポルトガル料理のレストランにでも行かれたかと思いましたが、
ポルトガルまで行かれたのですね。できればもう過ごし大げさに
前ブリしてください(笑)
wino
行きました昔。中登れるんですよねぇ~
てんとうむし
素敵な写真の数々にうっとり魅入られてしまいました。
次はぜひビデオでの撮影をお願いいたします♡
pistacci
みなさん正装で参加かと思ったら、わりとラフな感じのようで、
そこがまた、いいですね。
このあと、観光の記事ある?わくわく・・おねだり(笑)
Inatimy
こんな素敵な場所で、音楽を楽しんでみたいです。
あと、私のスペイン人友達は、コロンブスは、ウエルバ(スペインの南部)を出発し、偉業を成し遂げた後、グアダルキビール川に戻ってきた・・・と言ってましたが・・・???
TaekoLovesParis
▲nicoさん、このモニュメント、中にエレベーターがあって屋上に上れるらしいです。遠くに見える橋は2階建てで、1階を電車、2階を車が通ります。
電車が通り過ぎていく風景がよかったです。
▲sakikopさん、オペラの人たちですから、マイクなしでかなりの音量。宮殿中響きわたるのでは?コンサートホールではなく、普通の部屋なので、音響はさほどよくないと出演者は言っていましたが、私にはわかりませんでした。
デジカメは、アンコールの頃に、ようやく、「ためらわず、すぐ押す」、とわかってきましたが、最初はどの人の出番もおじぎで頭を下げたところばかりでした。
▲ムーミンさん、「のだめ」はパリのオペラ座でしたね。言われて見れば
似てるけれど、こちらの方が宮殿だけあって、豪華絢爛。
そうですね、「行こう」と誘ってくれた友達に感謝しなくちゃ。
▲好くん、大使館が主催のコンサートなので、宮殿を使わせてもらえるんでしょうね。ポルトガルは日本との繋がりの深い国なので、友好的です。
katsura
プリマドンナのあざやかなブルーに真紅の手袋、日本ではなかなかみかけない組み合わせですね。
yk2
で、当然撮影ご担当のtaekoさんもやっぱりマリー・アントワネットみたいなドレス着用だったんですかぁ~?(笑)。
TaekoLovesParis
▲Taddyさん、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方産でないと使えない名前なので、大きく「SUPMANTE」とボトルに書いてありました。
味は甘すぎず、結構おいしかったです。でもね、撮影係兼雑用係だったから、ゆっくり飲んでいられなくて、ほんとはよくわからなかった。机の上におつまみがあったらしいんだけど、私が気づいたときは、お皿は空で、ピーナツだけ小鉢に残っていました。
▲aranjuesさん、たしかに言葉が足りませんね。学校を卒業して何年もたつと、「リスボンどこだっけ?」ってなりますから。
「リスボンっていうレストランで、コンサート」、あり得る話だし、そのほうが
現実味があるかも。
本当は、コンサートの日にあわせて1週間の休暇をとるのが大変でした。年初めから根回ししたりして(苦笑)
▲winoさん、登ったんですか!私は歩いてそこにたどり着くだけで、疲れました。パリでもリスボンでも、H、、、の広告が随所に。そのたびにwinoさんを思い出していました。
▲てんちゃん、ただいま~。やっぱりシャンデリアはすごい威力。写真が
きらびやかですものね。ピアノは日本のYAMAHAでした。
▲pistaさん、前2列の招待席の人たちはスーツでしたが、他の人はカジュアルで、なごやかなコンサートでした。友達は私に「ちゃんと正装」と言ったけど、そんな皆すごくないじゃない、って思ったけれど、「This is my friend from Japan」と、後で紹介するとき、私がセーター姿じゃ嫌なのね、って後で気づきました。
いっぷく
2/23日を最後に「取得できませんでした」の表示。
どうなっちゃっただろうso-net.
ステキな雰囲気の中でのコンサート。時代を超えた空間ですね。
素晴らしいです。ポルトガルの繁栄の時代を思い起こさせます。
miku
いいなあ、入ってみたい〜
ファドって楽譜がないんですか。
サッカーの試合は観たり...してませんよね!
とらion
サポーターと言うより賓客ですね。
いつもながらすばらしい体験させていただきました。
さぞかし音色も格別だったことでしょう。
何かうっとりさせそうな雰囲気を感じました。
ムーミン
「のだめ」で宮殿に行って、コンサートを開くというのが
あったんですよ。正月のスペシャルだったかもしれません^^
こっちのほうが、確かに豪華絢爛です~。
TaekoLovesParis
彼女はいつも笑顔で堂々としていて、4ヶ国語を話します。
TaekoLovesParis
撮影係は裏方なので、王女さまドレスはYK(空気がよめない)って言われちゃう。黒のイッセイミヤケのロングで地味に。
写真はいつもとりあえず、シャッター押してるだけ、っていう私に撮影係のご命令はきつかったです。
シャンデリアが明るいから、デジカメできれいに撮れましたが、マクロにしてもアップとまでは行かず、シャッターは遅めだし、広角レンズとか望遠レンズの必要性がよくわかりました。
パーティでの2人づつの記念撮影はうまく撮れたので、ほっとしています。
TaekoLovesParis
仕事を休んで行ったので、帰ってきてからが忙しく、お返事遅くなってすみません。
大航海時代に運んで来たお宝を国立美術館で見ました。この時代よりずっと後、英国は、スペインの無敵艦隊を破って海の覇者になったんでしたね。
TaekoLovesParis
ファドはギター伴奏なので、コードからピアノ用に音をおこしたんですって。
mikuさん、サッカーファンですものね。街中では露天でサッカー選手のユニフォームのTシャツを売っていました。フィーゴ、リカルドなんていう名前いりのぶん。どういうわけか、KAKAもあったり。。試合、見ていません。
TaekoLovesParis
プリマドンナの格もあがりますよね。
日本でも赤坂の迎賓館を使ったコンサートとかあればいいですね。
TaekoLovesParis
そうだったんですね。教えてくださってありがとう。
TaekoLovesParis
ご指摘のとおり、スペインなので、記事のほうに書き加えました。コロンブスは弟がいたポルトガルに住んで、西インド行きの準備をし、国王に進言したものの断られたため、スペインへ、なんです。だから正確には、この港を旅立ってスペインへ行き、この港には戻らなかった、なんですよね。
グアダルキビール川、おもしろい名前ですね。
TaekoLovesParis
TaekoLovesParis
niceをありがとうございました。
lie
むっちゃ軽快な行動力に尊敬しちゃいます。
ご無沙汰してます。
りゅう
ホント、「のだめ」みたいですね~ヾ( ̄ー ̄)ゞ
デジカメのポイントは『ひたすらいっぱい撮りまくる!!』ことですよ。
モニターやPCで上手く撮れたものだけを残して残りは消去。
撮り直しのきかない場面では連射がおすすめです!(≧▽≦)b
フィルムと違って現像代を気にする必要も無いですし、最近は1Gや2Gのメディアも安くなりましたからね。(^_^)
デジカメを使うようになってからは、
「最低でも2枚1セット」が基本となりました。(^_^)/
TaekoLovesParis
TaekoLovesParis
1月に東京で開かれていた「北欧デザイン展」に行ったとき、ユーロ・サーリネンの椅子にすわっているアミィを思い出していたんですよ。
VITRAdesign museumもいつかぜひ、なのです。
Inatimy
ポルトガルに弟が住んでいたとは、私はつゆ知らず・・・。
コロンブスも、資金調達に苦労したんですね。
スペインにはコロンブスの像がついた塔があちこちにあるくらいなので(私が住んでた家の近所の小さな公園にも・・・)、きっと、友人は自分の国から始まった、と主張したかったのかも♪
amaguri
coco030705
ドレスの上に着物を羽織るっていいなとおもいました。
ポルトガルのファドを一度聴いて見たいものだと思っています。
哀愁のある音楽なんですよね?
TaekoLovesParis
▲Inatimyさん、どこの国でも、英雄や偉人が住んでいたことがある、と
自慢しますね。コロンブスはスペインに資金援助をしてもらったのですから、スペインは自慢して当然ですよ。スペインのなかでもいろんな所に像があるんですね。
▲amaguriさん、スペインとはまた違った「のんびり」が魅力のポルトガルです。機会があったら、ぜひ、いらしてみてください。
▲Cocoさん、五木寛之の昔の本「戒厳令の夜」というのに、ポルトガルでファドの女王アマリア・ロドリゲスのコンサートに行くという場面が出てくるんですよ。それが私がファドを知ったきっかけです。そう、ファドは哀愁のある、、日本でいえば演歌のような歌です。