ミシュラン2つ星の「キュイジーヌ・ミッシェル・トロワグロ」に行った。
場所は、新宿のハイアット・リージェンシーホテル内。 「新宿の、どこ?」 と思ったら、
昨秋、センチュリーハイアットホテルがハイアット・リージェンシーと名前を変え、トロワグロ
がはいったのだった。店の名前は、「キュイジーヌ・ミッシェル・トロワグロ」とフルネームで長い。
シャンパンは、ルイ・ロデレール。クレマン・ド・ブルゴーニュも用意されていた。
①アミューズ(つきだし) 長四角の木のお皿にのってくる。おすし屋さんの感覚。
右端のスプーンにのった「魚介のカプチーノ風」は、流行のエルブジスタイル。
②「パースニップのヴルーテ 洋梨とマロングリエ添え」
ヴルーテは、ルウを生クリームでのばしたポタージュ。
ビロードのように滑らかな口当たり。温かく特別濃厚なスープ。
パースニップは白いゆり根のようなもの。黄色がマロン。
③「イトヨリ鯛のソテー、ピーナッツと白胡麻のグリエ、アンディーブのアシデュレ」
アンディーブはチコリ、アシデュレは少し酸っぱい意味。
鯛に、砕いたピーナッツと白胡麻をのせてソテー。香りがいい。魚の下の酸っぱいチコリ
がアクセントになっている。魚が三角形なので、金柑を3ヵ所、飾りに使っている。
④小羊の鞍下肉の真空調理、赤パプリカとズッキーニ 茄子のマリネ
この料理に合うのは、ガメイ種のワインとすすめられた。
⑤デザート 抹茶アイス、レモン風味の軽いケーキ
⑥小菓子
チョコ(トリュフ)、焼き菓子
組み合わせの妙、バランスのよい味。一口食べると味のハーモニーにひたれる。
そしてきれいな盛り付け。さすが2つ星の料理だと思った。
Mr.ソムリエが、坊主頭だったので、「流行ってるから?」と友達にささやいたら、
「髪の毛が落ちなくて一番いいでしょ」との答えになるほど。
ランチで値段はひとり2万円弱(飲まなかったら1万円)だった。
この記事へのコメント
pace
Inatimy
真空調理って、どんな調理法なんでしょうね?
ひとつひとつのお料理がちっちゃくてかわいい~!!
いっぷく
ステキなインテリアで、贅沢感が伝わりますね。
実は昨日、ロデレールを買ってきてお部屋にあります。
お世話になっている方へ差し上げるのですが、私自身飲んだことがないんです。エノテカさんで勧められたのですが、トロワグロで出されている泡だったら間違いないですね。妙に嬉しくなってしまいました。
いつかクリスタルを飲んでみたいものです。
お料理もさすがですね。真空調理は私も気になります。
Wino
berry
うらやましぃ〜〜(笑)
アミューズのエルブジスタイルは、料理研究家の友人宅のランチにも頻繁に出てきます。お洒落ですよね〜。
「イトヨリ鯛のソテー」美味しそう〜♪
<砕いたピーナッツと白胡麻をのせてソテー>ちょっとマネしちゃおうかな。
まぁ、それ風にね。(笑)
とってもステキなランチです♪
匁
「キュイジーン・ミッシェル・トロワグロ」
実際にはとても入れない店。
blog上探検 楽しませていただきました。
aia
こうしてみると、日本のフレンチもいいですね。
pistacci
やっとわかりました・・私、二つ星に行ったことがあったんだ、と、感激☆
yk2
ちなみにワインはどんな飲み方したら1万円?。
Taddy
miku
呪文みたいだけど、おいしそうだ〜
2つ星レストランのお料理が見られてうれしいな。
aranjues
名古屋じゃちょっと無理筋かな~~。
ムーミン
ランチで2万円は考えた事もなかっ他です(笑)
こうやって見るだけでも、爽快な感じがしていいですね~。
TaekoLovesParis
▲paceさん、そう、贅沢。たまにだから。
▲Inatimyさん、「真空調理法」は、15年くらい前にトロワグロが開発した
調理法です。下処理をした食材をソース(調味液)といっしょに真空パックに
いれ、脱気させ、冷凍にする。使うときはオーブンや湯せんで戻す。
真空調理法パックを輸入してレストランを開きたい、シェフがいなくても
トロワグロの味が可能だから、という経営者がいて、私の友達が通訳とお手伝いをしたのですが、やはり難しかったようで2年くらいで閉店しました。
真空調理法という言葉が耳新しかった時代だったし、レストランはやはり、
いいシェフがそこにいてこそ、でしょうね。
▲範子さん、「トロワグロ」はパリの3つ星レストラン。10年以上前から新宿の小田急デパートの地下で、パンとケーキ、お惣菜を売っています。私はキッシュを時々買います。おいしいですよ。
▲いっぷくさん、そうなんですよ。1階だけど、都庁のそばで道が広いし、
緑が見えて気持ちがいいです。インテリアとサービスもゆったり感の重要なポイントですね。
▲好くん、ルイ・ロデレールって私も名前しか知らなくて、このとき初めて
飲みました。クリスタルという上級とロゼもあるんですよね。好くんにこんなすてきなプレゼントがいただける方、いいですね~。
▲winoさん、いつもいつもいつも、、贅沢な泡を飲んでいらっしゃるwinoさんにそうおしゃっていただいて、うれしいです。
▲berryさん、エルジブスタイルのスプーンにのっているのって、私は食べにくいんですけど(苦笑) berryさんの記事に登場するお料理上手なお友達、いらっしゃいましたよね。レストランの料理は、ヒントになる!って食べてる
ときは思うけど、一度も試したことがないのです。。
▲とらionさん、そのうち、ご招待にあずかるときがあるかもしれませんよ。
いいレストランは窮屈さを感じさせない上手なサービスです。
▲aiaさん、ヌーベル・キュイジーン(新しいフランス料理)は、日本の懐石
料理のよさをとりいれているので、見た目がとってもきれいで、目にも楽しいです。
▲pistaさん、わぁ、今まで気づかなかったなんて、お友達が怒りますよ~。
この間、ペニンシュラのフレンチにいっしょに行ったお友達?
▲yk2さん、写真がないけど、実はパンがすごくおいしかったんです。
で、次、次、出てくるでしょ。パンとワインって感じで、余計、ワインがすすみました。私がシャンパンのロゼもある、って言ったら、友達はロゼも追加で
注文していました。シャンパンはグラス2500円。サービス料+税金だから、ワングラスで約2900円。ロゼはもっと高いし。
Mrソムリエがお料理ごとに、「これには、このワインがあいます」って、すすめてくれるから、白も赤も飲むでしょ、、そうすると、こんな値段に。
でも、おいしかったし、雰囲気もよかったから、反省はしていません。
TaekoLovesParis
▲Inatimyさん、yk2さん、パンがおいしいので、すごくおなかいっぱいになりました。さらにデザートの後にはチョコやクッキーもあるので、完璧です。
▲Taddyさん、東京にいらしたときは、ごいっしょしましょう。
▲mikuさん、帰りがけに、「本日のお料理のメニューです」って紙をくれた
んですよ。でなきゃ、覚えていられない名前です。呪文だからムズカシイ(笑)
▲aranjuesさん、いいレストランはMrソムリエが感じいいので、ついつい
飲んじゃいます(苦笑)
▲ムーミンさん、たまにこういうの食べると、「働かなくちゃ」って思う。
あと、一流は違うって感じることも、働くための動機づけ。
nicolas
真空調理という方法も、結構普及されてきましたねぇ。
フレンチでバイトしてたころこの調理法が急浮上してきたんですが、
そのごはジワジワ長いことかかった気がします。
とっぴなニューウエーブな方法にも思えたんですが、理はかなり的を射てますよね。
ガメイ種と合うということは、軽い仕上がりなのにちょっとスパイシー?
メニュー見ながら、いろいろ妄想しちゃいます♡
シェリー
こんな素敵なお料理で飲まないっなんて無理ですね~(笑)
私もこんなゆっくりうっとりなランチしてみたいです♪
pistacci
もとは飲みメンバーとの、グルメランチ・ツアー第一番目がここ。その後、御蔵やPeterにと、続くのですが、いきなりシャンパン飲んじゃってあんまりおぼえてない・・・昼間のシャンパンに、わたし、弱いみたいです。
TaekoLovesParis
そう、子羊にはスパイシーのなのがあうと言われました。
いとより鯛には、ボルドーの白でした。
☆強風でオレンジの実がたくさん落ちたのをもらったので、にこちゃんレシピのスペアリブのオレンジ煮を作って、お客様に好評でした。ありがとう!
TaekoLovesParis
初めはそんなに飲む気じゃなかったのに、雰囲気のよさに、ついつい。。
TaekoLovesParis
グルメランチツァー、いいですね~。その言葉の響きに、もう、反応しちゃいます。そういえば、「御蔵」、まだ行ってなかったので、行かなくちゃ。
りゅう
って、シャンパン高いですからね~ しかもルイ・ロデレール。
春以降、更にシャンパンの価格が上がるようです・・・(>_<)
でも、飲(呑)まなくても1万円!・・・(@_@)
バニラ
目で堪能させていただきました。 うらやましい~
TaekoLovesParis
▲バニラさん、今はだめだけど、元気になったら、食べる気になるかも。
▲りゅうさん、<春以降、更にシャンパンの価格が上がるようです>
→ユーロ高のあおりですか?今年はいろいろなものが値上がりの予定だし、、バブリーな生活は先の先ですね。