ボストン美術館の印象派の部屋

 ボストン美術館の「印象派部屋」には、馴染みの巨匠の作品がずらっと並んでいる。
私が行った金曜日の夜は9時半まで開館。でも、誰もいなくて、この部屋に、ずっと私ひとりだった。
 まず、モネの代表作。右から「積みわら」 これは春の新国立美術館の「モネ展」
に来ていた作品。  「ルーアン大聖堂」、 「エプト川のポプラ」
モネ展にいらした方なら、懐かしいものばかり。
もちろん、この横には「睡蓮」が2つ。

 

ルノアールの「ブージバルの踊り」
  

 ↓この2点は、セザンヌ  

 

 

上が、花の画家アンリ・ファンタン・ラトゥールの作品。下はルノアールの「花」

   

ゴッホの「ルーラン夫人の肖像」。

  

 アメリカ人だけど、パリで絵を学んだメアリ・カサットの「5時のお茶」(左)
「オペラ座のバルコニーにて」(右)

 他にゴーガンの大きな絵、マチス、ドガなど。
とても魅力的な部屋で、度々、来たくなる。

 

この記事へのコメント

  • yk2

    あー、よりによってカサットの写真が暗くてよく見えないぢゃないですか。
    それもtaekoさんが大好きだって云ってた「3時のお茶」なのに、これじゃ優雅なテーブル・ウェアがぜーんぜんわかりませんよ~(笑)。

    今度から、カメラのマニュアルはちゃんと旅行前に読みましょうね(爆)。
    2007年09月10日 22:16
  • noriko

    モネの「積みわら」は、ふわふわ感がたまらなーい。
    タックルして身を沈めたくなる絵です(笑)
    でね、いっしょにピンクに染まるの。
    2007年09月10日 22:53
  • TaekoLovesParis

    yk2さん、<カサットの写真が暗くてよく見えないぢゃないですか。>
    →ほんと、そうでしたね。少し明るく修正しました。でも、銀のティーセット
    は、小さすぎて見えないですね。元の写真をていねいに撮ってないから、
    後から修正するにも限度が。。。仰せに従い、マニュアル読みます。

    てんとうむしさん、積みわらは、「オリバーツイスト」の映画で、田舎道を
    歩いて行く場面にたくさん出てきて、「ある、ある」って、うれしくなり
    ました。タックルしたくなる気持、わかります。でも、積み藁、壊れちゃう(笑)
    2007年09月11日 00:04
  • 雛鳥

    モネ展は私も行きました(記事書けませんでしたが…)。
    つい最近のことなのに、こうして眺めると、なんだか懐かしい思い出のようです。
    モネの作品が、そういった思いを膨らませる雰囲気があるのでしょうか。
    ファンタン・ラトゥールは、昨年から少し気になっていた画家です。
    単純にきれいなだけではなく、
    かと言ってリアルさだけを追求したわけでもなさそうな、
    ちょっと引き込まれてしまいそうと思っていました。
    2007年09月11日 00:29
  • aranjues

    良かった~~。モネにセザンヌにルノアール、、このくらいミーハーレベルの
    名前だと何とか知ってます~~(^_^;)
    2007年09月11日 00:45
  • krause

    米国の美術館に、こんなにたくさんの印象派画家の絵画があるのは知りませんでした。
    2007年09月11日 05:45
  • katsura

    夜の9時半まで開いているなんて良いですね。それに、利用者が他にいないのも。
    セザンヌの絵、子どものころはピンとこなかったのですが、この頃は良さがじわじわとわかってきました。
    2007年09月11日 06:45
  • ムーミン

    あ、モネの「積みわら」、懐かしいですね~。
    部屋に一人なんて、いいですね。そんな経験ないですよ^^
    ゆっくり出来たんですね~。
    2007年09月11日 11:11
  • アンリ・ファンタン・ラトゥールの花の絵気に入ってしまいました!
    日本で見にいける機会があるといいな。
    2007年09月11日 12:19
  • 誰もいない部屋で、ゆっくり鑑賞できるなんて、憧れちゃいます。
    ラッキーだったのかしら?

    モネの作品は、じっくり、ぼんやり観たいものです。
    2007年09月11日 16:29
  • Inatimy

    最後の写真、お茶飲してるふたりを、
    オペラグラスで覗き見してるみたい♪
    2007年09月11日 16:45
  • miku

    名画ひとりじめ状態ですねー。ゆっくり観られて最高!
    ゴッホの「ルーラン夫人の肖像」がいいな。
    2007年09月11日 19:28
  • coco030705

    こんにちは。
    この印象派の絵は日本で「ボストン美術館展」を開催したときに
    きていましたね。
    モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホの絵は記憶にあります。
    メアリ・カサットの絵、素敵ですね。アメリカ人の絵とは思いませんでした。
    2007年09月11日 20:45
  • もしかして、お一人だったから、
    お写真撮ってきたのでしょうか?(ドキドキ)
    ルノアールの村の踊り、オヤジ御用達の
    喫茶店「ルノアール」でよく見かけたような(笑)
    ゴーギャン、マチス、ドガの作品は
    どんなものがあるんでしょう。ボストン美術館は
    常設展(ですよね?)もなかなか素晴らしいですね。
    2007年09月11日 21:07
  • りゅう

    モネ展の記憶が甦ってきました!(^_^)/
    「ブージバルの踊り」いいですね~
    2007年09月11日 23:34
  • newyork

    これらの絵はボストンにあったのですね。ボストンに最近行っていないので行きたくなってしまいました!
    2007年09月11日 23:41
  • pistacci

    ぜいたくですねー、セザンヌやルノアールが上下に二点ずつの展示!
    いかにたくさんの所蔵品があるか、っていうことでしょうか。
    いきたいなー☆
    2007年09月12日 00:02
  • バニラ

    やっぱり「印象派」が好きだなぁ、わたし...ってしみじみ思いました♪
    2007年09月12日 03:10
  • berry

    夜の9時半まで開館とは!
    仕事の後に駆け込んでもゆっくり観られますね。
    ボストンはNYとペアで行きたい街です。
    ボストン美術館の「印象派部屋」、知っている巨匠ばかりですよ〜〜。笑
    ぜひ覗いてみたい!
    ゆ〜〜っくり、時間を止めて眺めていたいです。
    2007年09月12日 07:38
  • nicolas

    ルノアールの女性って本当にかわいい♡
    優しさと優雅さと一緒にかすかな憂い。
    男性もなんだか紳士的にみえちゃいます。
    2007年09月13日 14:28
  • danke

    自分は「ルノアール」が大好きで、各地のルノアールの絵を見に行きましたが、ここのモネのコレクションもとても良いものばかりで、1時間ばかし「魂」を取られてました。
                ++++++++++++++++++
    先日はnice!350のキリ番を踏んで下さってありがとうございました。
    ThanksカードをUPいたしました。
    宜しければお持ち帰り下さい。
    2007年09月14日 01:52
  • Zunko

    ふう。出るのは溜息ばかりなり。。私、印象派大好きなんです。
    そういう意味で、アメリカ3大美術館と言われる、メトロポリタンとフィリーとこのボストンとあると、このボストンが一番大好きです。メンフィスにある美術館も印象派が充実していると聞いていますが、未だ行った事ありません。。

    どうしても花より団子(って古いな・笑)に走りがちの私。。ボストン又行かなきゃ。。お写真で鑑賞のおすそわけ、有難うございました。
    2007年09月14日 16:02
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます(お返事逆順ですが。。)
    ▲Zunkoさん、印象派は私たち日本人には馴染みのある絵が多いから、
    ほっとしますね。メンフィス、、学生時代、フォークナーが好きだったので、
    行ったことがないのに、近親感のある場所。フォークナーの小説は、
    メンフィスが舞台のものばかりでした。その上、いい美術館があるんだった
    ら、ぜひ、いつか行きたいです。
    花より団子は、うふ、私も同じですよ~。

    ▲dankeさん、とってもきれいなThanksカードありがとうございました。
    さくっと持ち帰らせていただきました。
    ルノアールがお好きなんですね。あんまり写真がちゃんとしていなくて
    ごめんなさい。
    niceを押してくださってる「julliez」さんの2007年1月28日の記事に、
    この「ブージバルの踊り」に関しての、とてもいいエッセイがあります。

    ▲にこちゃん、私も julliezさんの記事で、わかったんだけど、この
    モデルの女の人は、シュザンヌ・バラドン。絵描きさんで、ユトリロの母。
    父の名は明かさなかったけれど、ルノアールではないか、と言われて
    います。男性が彼女の顔を覗き込まんばかりにしているのが、うふっ、
    ですよね。

    ▲berryさん、NYといっしょに、いいプランですね。
    ボストンはハーヴァード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)のある街で、大学都市。学生が多いので、ビジネスの雰囲気のNYより、歩くのは
    気らくです。建物は、、普通の高層ビルがいくつかと、歴史的建造物。

    ▲バニラさん、私も一時印象派に飽きたときもあるけれど、結局、また
    戻ってきてしまいました。とくに馴染みの画家の作品に外国の美術館
    で、出会うとうれしいです。
    2007年09月14日 19:07
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます(お返事逆順ですが。。)
    ▲pistaさん、そうなんですよ~。しかも混んでない、っていうのが最高。
    話違うけど、私も「モーツァルト」行きます。

    ▲newyorkさんのところから、近いようで遠いのがボストンですね。
    アムトラックだと時間かかりすぎだから、飛行機になってしまいますね。

    ▲りゅうさん、モネ展では、埼玉県近美の積みわらの隣にボストンの
    積みわらがありましたね。「ブージバルの踊り」はボストン美術館でも
    代表作品なようで、ホームページのトップページに写真が載っていました。
    実際に見ても、すがすがしさと華やかさが伝わってくる絵でした。

    ▲コールドターキーさん、ドキドキしなくても(笑)
    私はレストランは一人で行かないけど、美術館は一人が好きなんです。
    立ち止まる場所が違うし、友達が外で退屈そうに待ってると悪いなと
    思って。。
    そういえば、長居すると昆布茶の出てくる「ルノアール」でしたが、
    最近、お店が減りましたね。
    ゴーギャンは横長の大きいもろ「タヒチ」っていうのがありました。
    マチスは若い頃の作品、少女の裸婦。ドガは全員が黒い服という
    暗い絵、彫刻の小品がいくつもあり、きれいでした。
    そういうのが全部、一部屋にあるのですから、すごさがわかるでしょ。

    ▲Cocoさん、「ボストン美術館展」あったんですね。気づきませんでした。
    メアリ・カサットは、この「5時のお茶」が代表作です。母と子や姉妹の
    を題材にした絵が多いです。パリで学び、印象派の画家たち交流があったので、絵が印象派ふうなんでしょうね。アメリカの誇る女流画家なので、
    アメリカの美術館には、カサット作品が必ずあります。
    2007年09月15日 00:41
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます(お返事逆順ですが。。)
    ▲mikuさん、そう、ひとり占めで幸せでした。ゴッホのルーラン夫人は
    色が鮮やかなので、遠くからもはっきり見えます。だから写真もこの
    中では、はっきりしてる?

    ▲Inatimyさん、わっ、Inatimyさんらしいお茶目な発想(笑)

    ▲りんりんさん、りんりんさんはイタリア絵画より印象派の方がお好き
    なの?金曜の夜がラッキーな時間みたい。翌日土曜日は、がらすき
    ではなかったから。

    ▲範子さん、ラトゥールの花の絵は、いろいろな展覧会で1点くらい
    づつ出品されています。背景の暗いやさしい花の絵なので、すぐ
    わかりますよ。

    ▲ムーミンさん、積みわらを見ると、「おっ」と思いますよね。
    ムーミンさん、以前にライラックの記事で、「モネの紫はライラックの香り」
    と言われていると書いてらっしゃいましたものね。

    ▲katsuraさん、セザンヌの絵は男性的な感じがします。特に山の絵は。
    絵の好みも年代で変わってきますね。私はジャクソン・ポラックが好き
    だった時代もありました。

    ▲Krauseさん、Zunkoさんがコメントで教えてくださってるように、
    ボストン、フィラデルフィア、メトロポリタン(NewYork)にたくさんあるんですよ。あと、ワシントンにも。

    ▲aranjuesさん、とってもほのぼのとしたコメントで、笑っちゃいました。

    ▲雛鳥さん、「モネ展」はかつてないような充実ぶりでしたね。
    いい作品ばかりだったので、私も印象が強いです。
    ファンタン・ラトゥールの花はきれいですね。人物画も私は好きです。
    2007年09月15日 01:13
  • かよりん

    あっ、好きな絵ばっかりです。
    行ってみたいです。1人で鑑賞も一度はやってみたいです。
    2007年09月17日 23:38
  • シェリー

    今回のは優しい感じがする絵画ばかりですねー
    額縁にも色々と細工があって面白いですね。
    2007年09月18日 13:06
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます
    ▲かよりん、好きな絵のときは、ひとりがいいです。だって、
    友達が「あれ、変よね」なんていうと、ちょっとがっかりじゃないですか。
    でも、「ま、行ってみようか」の時は、友達とお茶しながら、批評(批判)
    するのも楽しいです。

    ▲シェリーさん、私の気づかないことばかりをご指摘くださってありがとう。
    ここでの絵は私の好きなものばかり。見直してみたら、確かに、優しい
    ですね。額もよく見たら、同じ材質でも、彫刻がそれぞれ違ってますね。
    2007年09月20日 00:09
  • いっぷく

    このところ一番開く画集がゴッホだから
    やはり目がいってしまいます。
    いいなぁ本物見れてTaekoさん。
    2007年09月20日 19:57
  • TaekoLovesParis

    いっぷくさん、お久しぶりです。最近更新なさらないから、きっとお忙しい
    のでは、と思っていました。
    いっぷくさんがゴッホをお好きなのは、よく知っていますよ。まだ人が
    訪れることがなかった私のゴッホの記事にコメントを書いてくださった
    ので覚えてます。今回、これよりも、うねっている河に惹かれました。
    近々、写真を載せますね。
    2007年09月20日 21:11

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