昨年、「白鳥の湖」で見たロシア・キエフバレエのデニス・マトヴィエンコの踊りが見たかった。
全3幕。2回休憩がある。
舞台が明るく華やかできれい。いろいろな種類の踊りが出てくる。
実は、「ドン・キホーテ」のバレエがあるとは知らなかった。
セルバンテス原作の小説は、小学生の頃、読んだだけ。
原作をもとにしたミュージカル「ラ・マンチャの男」は、だいぶ前に見たことがある。
松本幸四郎が30年位ずっと、ドン・キホーテ役をやっているので評判。
バレエの「ドン・キホーテ」では、ドン・キホーテは従者サンチョパンザを連れて登場するが
踊る場面はない。話の進行役である。夢に見た恋人ドルネシア姫も登場しない。
ドン・キホーテが泊まった宿の娘キトリとその恋人バジルの物語なのである。
真っ赤な衣装で登場するキトリ(寺島ひろみ)。恋人バジルがマトヴィエンコ。
貴族のガマーシュもキトリに恋している。そこにドンキホーテとサンチョパンサが現れて、
にぎやかな舞台。バジルとキトリの踊りは、片手リフト、ジャンプ、回転と実にすばらしい。
前回の記事、コンラッドでのランチのとき、同僚Yが、「昨日ね、熊川哲也のバレエの
ドン・キホーテを見に行ったんだけど、すばらしいので、びっくりしちゃった」と座るなり語る。
熊川哲也は、英国ロイヤルバレエ団で、ドン・キホーテを踊って、拍手喝采。プリンシパル
(主役クラス)に昇格したのだそう。でも、残念ながら、熊川は5月に足を骨折したため休場
で代役だったそう。
りんりんさんも、やはり、バレエ「ドン・キホーテ」を見たと書いていらっしゃるけれど、
こちらは、「ミラノオペラ座バレエ団」の日本公演。ラテン系なので生真面目なロシアと
一味違うとのこと。機会があったら、他のバレエ団のも見てみたいと思った。
この記事へのコメント
Inatimy
ドン・キホーテも読んだことがなく、
バレエも機会がなくて生では見たことがないので、
新しい世界をのぞかせてもらった感じです。
ラテン系のバレエ、見てみたいです。
nicolas
私の友人にも、ぞっこんな人がいます。
いいなぁ、見比べるほどの目を、いろいろ観て養いたいです~(´ω`。)
aia
来シーズンはぜひともオペラ座デビューしたいです。
かよりん
先日とあるバレエ学校発表会の舞台ナレーションを担当する機会に恵まれ、その時バレエを久々に堪能しましたが、Taekoさんのように本格的バレエはもう何年も見ていないです。
いっぷく
yk2
miku
ドン・キホーテが泊まった宿の娘とその恋人の物語?
風車もなし?
pistacci
今でもそのバレリーナの足、思い出せるくらい印象強かったです。
TaekoLovesParis
▲Inatimyさんが、ドン・キホーテをお読みになったことがないとは!。。
あのね、マンガでもあったんですよ。
▲にこちゃん、にこちゃんのお友達にも。。。熊川さんは熱烈ファンが
たくさんいるそうです。最近の日本のダンサー(男)は、スタイルもよく
踊りもうまいで、魅力あります。
▲aiaさん、パリでもやっていたんですか。昔の定番「白鳥の湖」
や「ジゼル」より、ドン・キホーテの方が人気あるんですね。
newyork
バニラ
バレエでは中身の切り口が少し違ってるのですね。まあ確かにあのドンキホーテのお話ではクラシックバレエとしては踊るの難しいですよね。
わたしの友人にも何人か趣味でずっとバレエを続けている人がいるのですが 公演前にはやせなきゃやせなきゃって言ってます。持ち上げてもらうのが大変だから...
berry
魅せられて数十年?今も現役生徒です。
熊川哲也は知っています。初めてTVで観たときには驚きました。
海外で活躍中だったからバレエに興味がなくてもすぐ憧れの人になりましたね。
最近はあまりTVで見かけないです。ホンモノを見なくっちゃ〜〜♪
雛鳥
今年の目標は、バレエとオペラデビューでしたが、この分だと難しそうです…。
「ドン・キホーテ」のバレエとは、珍しそうですね。
華やかさよりも強さのイメージですが、
写真を拝見すると、気品があって素敵ですね。
幸四郎の「ラ・マンチャの男」は、来年も公演があるらしいです。
あまり見る気しなくて未だ見たことなかったのですが、
次回は行ってみようかな…という気になってきています。
coco030705
この男女の踊り手の、なんて美しい姿かたちなんでしょう!
バレエも素敵ですね。
熊川哲也は以前よくTVに出てましたけど、最近は出るのをやめた
みたいですね。かれは自分のバレエ団を持っているんですか?
前にそんなことをTVでいっていたのを聞いた気がしました。
それにしても、骨折とはかわいそうですね。早く良くなりますように。
シェリー
ドン・キホーテ とっても興味あったんですよ~
ラテンの雰囲気も楽しそうだし ロシアのしなやかそうなのも見てみたい
でも、正直私も熊川哲也さんが一番観てみたいです(*・・*)ポッ
バレリーナ・・・子供のころ憧れたなぁ~(笑)
Taeoko...さんも、こちらの公演で、夢心地ですね^^。
バレエって、素敵ですよね。
こうやって、1公演見ちゃうと「私も踊りたいっ」っていう気分になるのは、私だけでしょうか・・・
私も、熊川さんの公演観てみたいです♪
そんなプリンシパルなのでしょうか?
p.sリンクありがとうございました☆
iruka
「ドン・キホーテ」のバレエ
初めて鑑賞する人もその魅力にとりつかれそうです^^
katsura
TaekoLovesParis
▲katsuraさん、小学生のとき子供むけので読んで、大人になってから、
中央公論の「世界の文学」赤い本で読みました。厚いので1冊でしたが、
本の中で、ドン・キホーテが本の主人公のドン・キホーテを批判すると
い場面があるう一風変わったものでした。あとは、、ね、細かく覚えて
なくて。。
▲irukaさんも舞台がお好きですか。だったら、絶対、ぜったい、ドン・キホーテのおもしろさにはまると思います。
▲りんりんさん、<「私も踊りたいっ」っていう気分になる>
うん、わかります。身が軽くなりたいです。。
熊川ファンって、意外に多いんですよ。同僚にも数人いました。
わかるような気がします。
TaekoLovesParis
▲シェリーさん、<バレリーナに憧れ>
→踊りのすばらしさだけでなく、きれいな衣装にも憧れますよね。
つまさき立ちでポーズとってみたり。。
最近はモダンダンスもはやっていますね。
▲Cocoさん、最近のダンサーは姿形の美しい人が多いですね。
うっとりしちゃいます。
熊川さんは「Kカンパニー」というバレエ団を作って、後輩も育成なさって
いるようです。企画力もすぐれた頭のいい人なようです。
▲雛鳥さん、<今年の目標は、バレエとオペラデビュー>
→そうだったんですか。この2つ、はまるとどっぷり、ですよ。華麗な世界
ですから。「ラ・マンチャ」の幸四郎の相手役は、松たか子ですよね。
初演では草笛光子でしたから、年月を感じさせますね。
TaekoLovesParis
▲berryさんのお友達、すごいですね。
バレエのように、体で表現するって、えも言われぬ魅力があるんでしょうね。熊川さんは女性のプリマドンナ中心だった日本のバレエで、ダンサー
を主役の地位に引き上げたのですから、すごいですよね。
▲バニラさんも熊川さんのファンなんですね。(^^)
ドン・キホーテとサンチョが踊ったら、バレエじゃなくて、コメディですよね。
<持ち上げてもらうのが大変>
→私もそこに注目して見ていたら、女の人がポンとジャンプしてそれを
男の人が支えるという形ですね。軽くふわっと舞い上がるようにジャンプ
するんですね。軽くないと舞いあがるのも大変。
▲newyorkさん、ヨーロッパの旅だったんですね。
ざっと読みました。あとでゆっくり読んでコメントさせていただきますね。
TaekoLovesParis
お返事遅くなりすみません。
▲範子さん、そうおっしゃていただけるのは、うれしいです。
▲かよりんへ どんな無理な姿勢でも笑顔を絶やさず、プリマドンナは
すごいです。ナレーション担当とは、かよりん、意外な才能!
▲いっぷくさんもバレエやダンスを観るのがお好きなんですね。
オリンピックの体操競技に近いものがありますね。あんなにジャンプ
したり、空中での足の美技。息を止めてみてしまいます。
▲yk2さん、サンチョはふとッチョだから踊っても、、、ブーイングかも。
10年位前、当時のフランスNo1ダンサー、パトリック・デュポンの引退公演をパリ・オペラ座に見に行ったのですが、中年男性の観客が一番多かったのが意外でした。
▲mikuさん、ドン・キホーテはもう若くなくてよろよろ歩くので、踊るのは
無理でしょう。有名な風車に突撃するシーンはありました。踊りではなく
その部分は劇でした。
▲pistaさん、最前列はすごい。VIPなみですね。
たしかに、脚の動きだけ見ていても溜息。。。これも同じくボリショイ
でした。