ルーベンスは若くして成功した画家だったので、家がとても立派です。
弟子もたくさんいて、自宅が工房になっていました。
これが入り口。屋根には青銅の等身大の彫刻がついています。
↓は中庭。手前の花壇は3月だったので、まだ花が植えてありませんでした。
ルーベンス33歳、結婚して間もない頃、妻イザベルとの自画像。
ルーベンスの生涯に関しては、Ikesanが「王の画家にして画家の王」という記事を書いて
いらっしゃるので、そちらを見てください。
前回「プラハ国立美術館展」に、ヤン・ブリューゲルの花の絵を載せましたが、
ヤン・ブリューゲルが花環を描いたあとに、ルーベンスが人物を描きいれた共同作品。
↓
多いことでしょう。
↓ネロが見たくてたまらなかった ノートルダム教会のルーベンスの祭壇画 「キリストの降架」

ここのステンドグラスがとてもきれいでした。
この記事へのコメント
julliez
それにしてもステンドガラスの芸の細かさは素晴らしいですね。
iruka
装飾だけでなく、文字が読めない人の為 絵でキリスト教を
教えたと聞いてます。
確かに 知らない外国語で書かれたいたら、お手上げです。
いつの時代も どうたら相手に伝わるが 工夫がいりますね。^^
Inatimy
noriko
命を失っている体の重みが感じられる画ですね。
いっぷく
私設の子供のおもちゃミュージアムを見て、満足しちゃいました。
地図にルーベンスの家があったけれど行けずじまいでした、
こんなに立派な家だったんですね。美術学校という趣もありますね。
Zunko
ここは死ぬ前に必ず行きたい場所の一つでして。。こうしてお写真で見られて、とても感動しています。。貴重なお写真をシェアして下さって有難うございます♪
りゅう
もしこの作品が先日の展覧会にあったら、
無理してでも観に行ってました♪(ネロのように!?( ・_・)ん?)
パトラッシュ~~~
ぬいぐるみ買っとくべきでした。。。(≧▽≦)b
yk2
最近僕がよく見てるのはルネッサンス美術からパルマ展の図録ばかり辺りなのです~んごい違和感があります(^^;。
かよりん
Taekoさん、ありがとうございます。
「パトラッシュ、かよりんもついに見たんだよ!」(笑)
TaekoLovesParis
▲「かよりん、私もついに見たんです!」←「レミゼ」に今日行きました。
まだ感動をひきづっています。昔のより短くなった気がするけど。。
▲yk2さん、ルーベンスはこれを描くのに、ミケランジェロの彫刻と、カラバッジョの絵のドラマ性を参考にしたそうです。ルーベンス以前の「キリストの
降架」の絵では、キリストに体重がないかのように薄っぺらく描かれていたのに、このキリストには重さがあるので、皆がよいしょ、と下ろしている、リアリティがあると、洋一さんから習いました。デビッド・ホックニーの説だ
そうです。
▲りゅうさん、無理して命かけて見に行ったわけですね(笑)
あ、またパトラッシュのぬいぐるみのこと思い出させちゃってゴメーン(爆)
▲Zunkoさん、はじめまして。
NYさんのところでお見かけしました。アメリカ生活が長いZunkoさんだけど、
ルーベンスがお好きなんですね。
▲いっぷくさん、おもちゃミュージアムっていう選択はいっぷくさんらしい
ですね。中庭の彫刻が美術学校の雰囲気を出していますね。こういう
彫刻も参考に、弟子たちに指導していたんでしょうか。
▲てんとうむしさん、そう、いっしょに学習したぶん。対角線の構図が動き
を感じさせますね。
TaekoLovesParis
▲julliezさん、祭壇画ですごく大きいんですよ。そしてこのリアリティでしょ。圧倒されます。さらに、この大きさのルーベンスが3点、この聖堂にあるんですよ。だからステンドガラスが可愛く見えました。
▲irukaさん、なるほどね、絵なら文字の読めない人にもわかる。
細工が細かくて、きれいなステンドガラスでした。
▲Inatimyさん、今、もう一度「キリストの昇架」を見てみました。確かに
筋肉美でした。Inatimyさんの着眼点はいつも知的でユニーク。
miku
上部の模様もきれいですね。万華鏡覗いてるみたい。
雛鳥
先日のプラハでも、ルーベンスを満喫できましたが、
こちらの場所はとっても素敵です!
等身大の像、迫力ですね。さすがルーベンス…。
ヤン・ブリューゲルとの共作も、柔らかな印象でとてもきれい、
ステンドグラスも美しく、思わずため息です…。
因みに私も、先週「レミゼ」見ました♪
pistacci
それより、わたしも今日の「レミゼ」行ってたの!そっちがおどろき!
(あ、昨日になってた・・)
匁
いやあ~まいりました。
これが自宅ですか!!びっくりしました。邸宅というより文字通り 我城(画城) ですね。
画家は生前は貧乏して没後有名になって絵も高く売れるようになった人が多いと聞いていましたが、例外ですか?
絵も幸いっぱいですね。手を組んだりして ご馳走様です。と言いたいです。
TaekoLovesParis
▲mikuさん、「万華鏡」、ぴったりの言葉ですね。
▲雛鳥さん、「プラハ展」での「アウグスティヌス」のような迫力を想像して
ください。それがいくつもある聖堂で、ステンドグラスもあって、静まりかえり。。
私もどっかで、雛鳥さんがYさまのレミゼをご覧になったという書き込みを
読んで、「お~雛鳥さんも」って、うれしく思ったんですよ。
▲pistaさん、同じ日だったのね!
あの包み込むような歌声に会長以下皆様が、、わかるなぁ。他の人との
ハモりかたが魅力。若い旗手アンジョルラス(岸祐二)、赤いベストで元気いっぱい、好感でした。
▲kitaさん、<我城(画城)>お上手な表現。まさにそのとおりです。
ルーベンスは若いときから、富と名声を得て、一生豊かでした。このあたりのことは、Ikesanが書いてくださるので、私はおまかせして(さぼって)います。33歳の自画像でも2人の衣装が実にみごとですものね。
なんか「フランダースの犬」を思い出し泣けてきました・・・・。
ステンドグラスもきれいです。
こんな絵を目の前できればホント本望ですね・・・。
pistacci
素敵な感想をありがとうございます!!
そう、包まれたくて、行くんです。岸さんも、とても良かったですね。
Taekoさんと、どこかですれ違っていたんだわ♪
ペルジーノ展の記事、リンクさせていただきました。_(._.)_
TaekoLovesParis
でしたね(笑)
隣の人が、休憩になった途端、「またあそこで寝ちゃったわ。
何回見ても寝ちゃうのよね」と言ってたので、退屈なシーンはどこ
だったんだろう?と考えてしまいました。
TaekoLovesParis
それに、アントワープはチョコレートの宝石といわれている店
「デル・レイ」があるんです。ゴディバより高級なんですよ。
nicolas
先日は押し逃げですみませんでした~(*´人`*)
最初の門、バチカンみたいですね!青銅の門番何人いるんでしょうか?
ネロの観たかった絵・・・・考えてみれば今の世の中は本当に贅沢ですね。
観たいものも自由に遠くにいても観られるし。
だから余計に人間がワガママになっちゃうのかなぁ。
この時代の宗教画の後ろには、ストイックな生活の庶民が沢山いたっていう
ことをつい忘れていますが、それこそ大事なコトなんでしょうね。
Nicoli♪
天使の絵がとても好きです。
aia
3枚の絵はどれも静かな絵だと思うんですが、ただ静かなだけではない、脈打つ何かが備わってる気がします。漠然とした言い方でごめんなさい。
katsura
シェリー
最近芸術に詳しい皆さんのすごいコメントに圧倒されて
なかなかコメント欄に入り込めなかったんですが(ノ△・。)
フランダースの犬は小さいころから見てたから
ネロが見たくてたまらなかった絵。 最終回を思い出してちょっぴり
切ない気持ちになりました~ステンドグラスも綺麗ですね~
berry
こんな風にきちんと向き合って見たことがないです。
記憶もあいまいでした。
(シェリーさんと同じ)わたしも最終回を思い出して . . . シュン
<若くして成功した画家だったので、家がとても立派です。>
あの時代は画家は大事にされていたのですね。
画家で財を成す、なかなかできることではありません。
TaekoLovesParis
▲にこちゃん、青銅の門番は左に3名、右に3名だったと思う。
魔除けの意味もあるとか。
見たいものが(すぐ)見れて、食べたいものが(すぐ)食べれて、ネロ少年
のことを考えたら、ほんと私たちは幸せですね。にこちゃんレシピの
フロマージュフレ、おいしくできました。ありがとう。
▲Nicoliさん、Nicoliさんも、この教会にいらしたんですね。
この絵の前に立つと、厳粛な気持ちになりますね。
私もルーベンスの描く天使の巻き毛と肌のやわらかさに魅せられて
います。
▲aiaさん、<脈打つ何かが備わってる気がします。>
→とってもすてきな表現!
▲katsuraさん、お互いに競いあって、1+1が3になるコラボですか。
▲シェリーさん、私も「フランダースの犬」で、この絵のことを知ったので、
勝手にもっと柔かい絵を想像していました。だから、この絵を見たとき、
「これをネロ少年が?」と違和感。でもじっと見ているうち、ネロは絵描き
になりたかったんだから、このすさまじい表現力にうたれたんだろうな、
と思えてきました。
▲MapleBerryさん、当時この絵はすごい評判だったんですよね。
だから、ネロ少年もいろんな人からこの絵のことを聞いて、見たい!
と思ったんですよね。この迫力ですもの、評判の絵になるの、わかります。
TaekoLovesParis
TaekoLovesParis
だから、ステンドグラスを見て、ほっと一息つきました。
素敵なお家ですね。
やはり、周りの景観って描く絵に反映される気がします。
TaekoLovesParis
TAROさんもネロ少年とパトラッシュを読んだり、見たりなさっていたん
ですね~。
foretーbourgogne
城は、アンリ・キャトルに拝領されることで、現在の様相になったようで、日本から見ていると、全く関連もありそうに思えないことが、ヨーロッパでは、その断片が見事に繋がることがあり、それも不思議です。
アントワープは、私にとっては未知の町ですが、宝飾関係の歴史の中で、モダンなファッションの、ヨーロッパの隠れた発信地でもあり(なぜか、アントワープ出身のデザイナーにステキな人が多いと思ったことがありました……名前はほとんど忘れてしまいましたが)人の心を感動させる……妖精が、まだ、町のアチコチに隠れているような……気がします。