イタリアンレストラン、イル・ギオットーネ

 京都で地場の素材をつかったイタリアンで評判になったイル・ギオットーネの東京店。
場所は丸の内です。雛鳥さんのブログで読んで気になっていました。
http://blog.so-net.ne.jp/hinadori/2006-07-27

このブログに何度か登場している大学時代の友人M、Fと店で待ち合わせる。
私が一番(めづらしい)、次にFが登場。飲んで待ってましょうと、白ワインを頼み、次に
カラフェで赤を頼み、「パンも持ってきてください」。パンにつけるオリーブオイルがおいしい。
突き出しのオリーブ、ケッパー(大きいのでオリーブの一種かと思った)も食べながら、
「Mさん、遅いわね。もう40分過ぎてるわよ。」家に電話をすると、ご本人が
「あっ、今日よね!今すぐ、すぐ行くから食べてて」と悲鳴。
30分後に「高速とばしてきたの~」って到着。

↑まちがって動画モードで撮ってしまった写真。魚料理(ひらめの蒸したもの、うに添え)


おいしい! リゾット→  

「白トリュフは今だけ、期間限定の珍味。本日白トリュフチーズパスタのご用意がございます。」
との誘いに、追加でオーダー。
ものすごい香り!
黒トリュフは豚に探させるけれど、強い香りの白トリュフに豚は誘惑され、食べてしまうので、
雄犬に探させるのだそう。女性ホルモンの香りがするので雄犬を使うとのこと。

1Kgが50万円と高いから、チーズ削りで削られ、ひらっ、ひらっと花びらのように12,3枚。
それでこのパスタ3000円なり~。

お料理は、夜の部の場合コースのみ。7500円というコースで、パスタ追加してワイン
飲んだから13000円くらい。

◎噂にたがわずおいしいです。
ランチがお得ですが、予約がとりにくいとのこと。


 

どのテーブルにも置かれていたオリーブいれ。
イッタラ社のです。(映画「かもめ食堂」のと似ている)

       

 右の写真は、うちのイッタラグラス。底に2色。きれいです。お皿はアラビア。
前にyk2さんのブログで、イッタラとアラビアの食器が話題にでて、、遅い返事ですが。。

 

 イタリアンレストランの紹介の後に、フランスの翻訳劇っていうのもなんですが。。

ジャン・ジュネの「女中たち」 劇団黒テントの公演、5日まで。
http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/

月曜(初日)に見てきました。フランス語の学校でいっしょだったK子が主演。
長いせりふをあれだけ覚えるの大変だろうな、って思ってしまう。
K子は役者として脂ののりきった時。実にうまい。観客をひきつける。

ジュネの独特の世界。日本語です。
楽しめると思うので、3連休、お時間のある方はお出かけください。  
 

この記事へのコメント

  • こんにちは^^
    白トリュフの話面白いですね
    フランスでは松茸と同じ感覚で
    かおりを楽しんで食べると聞いた事があります。
    でも、写真の感想は<おいしそう>です(笑)
    お会計はお料理半分、お酒半分
    という感じですね、私もいつもそう(笑)

    女優さんの同級生がいらっしゃるんですね
    舞台見るの素敵な楽しみですね!
    2006年11月02日 03:32
  • julliez

    京都のお店がオープンした時に連れて行ってもらったことがありますが、素晴らしいお店だったのを記憶しています。
    シェフがその前に勤めていらしたイルパッパラルド時代から「本店」が大好きで、イタリアンと言えば・・当時はここでした。
    トウキョウの方も気になっていて、いつか連れて行ってもらう気マンマンの他力本願な私です・・・。
    2006年11月02日 17:05
  • Wino

    よく予約とれましたねー
    職場は近いんですが、いつもここかあーと
    横目で眺めるだけ。。。
    雰囲気味わえました。うらまやしー
    2006年11月02日 21:46
  • TaekoLovesParis

    ◎TAROさん、nice&コメントありがとうございます。
    <お会計はお料理半分、お酒半分という感じですね、私もいつもそう(笑)>
    →ここにとっても親しみを感じてしまいましたよ。
    TAROさんもしっかりお飲みになるんですね。
    いいレストランは、パンとバター、ワインがおいしくて、初めにとばさないように
    控えるのが大変(苦笑)

    ◎julliezさん、お~~julliezさんの太鼓判のお店、おいしいのも当然ですね。
    他力本願、チャンスを待つっていうぶんですね。私も昔はそうだったけど、
    最近は…(苦笑)
    夜は2種類のコースメニューのみ、という所にもシェフの自信のほどが伺え
    ますね。
    2006年11月02日 21:57
  • TaekoLovesParis

    winoさん、3日前に電話して予約OKだったからラッキーだったんですね。
    そういえば8時の予約で来た組もありました。
    地味なお店ですよね。通り過ぎちゃって、、あれ?でした。新しいビルだけど、
    前は何だったんでしょう?
    2006年11月02日 22:05
  • yk2

    白トリュフかー、。そろそろ季節だもんなぁ~。
    でも、年に一度くらいですかねぇ、食べられたとしても・・・(泣)。

    オリーヴ入れは似てるはずです。だっておんなじオリゴ・シリーズだもん(笑)。
    #小林聡美の使ってたカップね。
    ようやく登場のtaekoさんのアラビアなのに、せっかくの食器の写真が小さくて、よく見えないですよー(笑)。
    2006年11月02日 23:38
  • katsura

    お、おいしそうですね~☆秋の豊穣な味覚!
    「女中たち」もよさそうですね。ジュネは「泥棒日記」しかよんだことがありませんが、言葉が綾なす壮麗な織物のようになだれ落ちてきたのをかすかに覚えています。
    拙著の丁寧な感想、ありがとうございました。書いていただいた感想のなかのギモンについては、拙水玉カフェのコメントにつけましたので、よろしかったらご高覧下さい。
    2006年11月02日 23:44
  • TaekoLovesParis

    ◎yk2さんへ
    私は白トリュフって初めて食べたんですよ。
    お店の人が「豚はバカでせっかくのトリュフを食べちゃうんですよ。犬は大丈夫なので、、、」聞きながら、あ~犬はやっぱり利口、職務に忠実だし、、って、
    なんか、犬の話にこだわる今夜(笑)

    アラビア、たしかに、、これじゃ、藍色しか見えないですね。
    魚の形のお皿もおもしろいので、今度使うとき撮ります。

    ◎katsuraさんへ
    そう、ジュネだから言葉がふってくる。舞台装置は簡単。1幕1場で2時間。
    せりふから、すべてを察するわけですが、ミステリー仕立てなので、退屈しないんです。泥棒日記は孤児で泥棒の彼の自伝といわれているけれど、才能
    ある人ですね。
    2006年11月03日 01:11
  • coco030705

    Taekoさんへ
    HASHI展では色々お世話になりました。ありがとうございました。
    いつもTaekoさんのブログで、勉強させていただくと同時に、楽しませていただいております。これからもよろしくお願いいたします。
    ところで、この「イル・ギオットーネ」ですが、経営者のシェフは、関西のグルメ番組によく出演したりしてかなり有名です。私も京都の店へ行きたくて、予約をいれてみましたが、断られそれ以降電話していません。
    先日、おいしい物が大好きな若い友達と飲みに行ったとき、このお店の事を聞きました。彼女は行ったことがあって、どうだった?ときくと、「意外と普通でしたよ。」とのこと。東京店のほうが力をいれているのでしょうか。とにかく一度ランチでも食べに行かなきゃとは思っていますが、すぐ予約が取れないのがどうも、出足が鈍ります。
    2006年11月03日 08:22
  • 丸の内は良いお店がたくさんあるようですね。
    今月は東京に用事があるので、丸の内のライユヴァンのワインショップで、ボジョレでも買おうかと思っています。
    Taekoさんは何かお求めになるのですか?
    2006年11月03日 09:08
  • 雛鳥

    ご報告、お待ちしておりました(笑)。
    やっぱりどれもおいしそうですね!
    白トリュフのパスタ、想像できないくらいおいしそうです…。
    貴重な食材を堪能できるなんて、すごいタイミングでしたね。
    リゾットも濃厚でおいしそう…。
    予約の取りにくさがもう少し何とかなれば、もっと気軽に行けるのですが…。
    私も次回は夜のコースを食するべく、がんばります!
    2006年11月03日 09:14
  • Taekoさん こんにちは。
    白トリュフですか?!召し上がったことは勿論 名前も知りませんでした。
    イタリアの松茸ですか?!一つ覚えました。誰かに講釈したくなりましたね・・・。
    2006年11月03日 09:57
  • TaekoLovesParis

    ◎Taddyさん、nice&コメントありがとうございます。
    この間、Taddyさんもブログで韓国風リゾット、食べていましたね。
    これは洗練されて濃厚な味。おいしかったです。
    舞台も友達が出ていると、見る側も真剣度アップ。
    映画は結構忘れるけど、生の舞台は印象に強く残りますね。
    2006年11月03日 10:29
  • TaekoLovesParis

    ◎Cocoさんへ
    お友達が、「意外と普通でしたよ。」とおっしゃったのよくわかります。
    私たちも前菜の「まぐろの刺身と海草、イタリア産からすみのとろろあえ」を
    食べたとき、「これじゃ日本料理と言っても通じるかも」。で、きいてみました。
    「はい、和の素材をイタリアンの技法で作っています。これは、とろろをカプチーノ仕立て、泡立てているところがイタリアンなんです。」という答。ね、わかる
    でしょ?和風との違いはとろろが泡だってるか否か、なだけ。まぐろの立方体のお刺身がすごくおいしいし、とろろの冷たくするっとした喉越しが美味。
    お魚も蒸してあるから、和風っぽい。ソースがイタリアンでボリュームを出して
    いる。お肉も鴨だったし。
    「やさし~い味のイタリアンで食材の良さが光っている」と思いました。
    2006年11月03日 10:42
  • TaekoLovesParis

    ◎好くん、nice&コメントありがとうございます。
    好くんも、丸の内の「オオゾ」にいらした記事がありましたよね。
    その帰りにワイン特集のHanakoを買って、、。
    丸の内は新しい洗練されたビルが、ふえていますね。丸の内OLは着ている
    ものが違う(セレブってこと)、なんていわれています。
    ここもおしゃれな一角でした。
    ボージョレーは、ネットで、頼んであって、「サムライワイン」と評判の造り手
    仲田氏(julliezさんの記事で読んだと思うけど、、)が初めて造るヌーボーを
    期待値高く待っています。飲んだらブログにアップしますね。
    2006年11月03日 10:59
  • TaekoLovesParis

    ◎雛鳥さんへ
    予告の先走りでなかなか登場しない記事でした(苦笑)
    ↑のCocoさんへのコメントで書いたような味のことを書いたほうがいいかな、
    メニュー構成を書いたほうが、、と思ったけど、雛鳥さんが正確に詳しく
    レポートしてくださっているから、そちらで読んでいただいて、、と私は白トリュフ
    に専念しました。
    評判店だから、皆さん、このお店のことよくご存知ですね。
    2006年11月03日 11:07
  • TaekoLovesParis

    ◎kitaさんへ
    <イタリアの松茸>、いいネーミングですね。ピエモンテ州だけで採れる
    と産地限定の貴重品らしいし。むせかえるような匂いなんですよ。
    だからハラーリハラリの数枚で、ちゃんと香りがしみこむ。
    それをパクパク食べちゃう豚は、、う~ん(笑)
    <誰かに講釈したくなりましたね・・・。> ← に笑ってます。
    2006年11月03日 11:15
  • TaekoLovesParis

    ◎plotさん、niceをありがとうございました。
    ワインリストを見たけれど、イタリアワインはわからなくて、、おすすめのぶんに
    しましたが。。。
    2006年11月03日 13:05
  • シェリー

    こんばんわ~。京都のお店の噂は聞いたことがあったのですが・・・東京にもあるんですね。とっても素敵なディナーだなぁ☆あのですね・・・リゾットがどうも大きなチーズの上にのっているように見えるのですが私の目がおかしいのかなぁ・・・(笑)そんな訳ないですよね。白トリュフ!私も食べたことないですが憧れる食材です~どんな香りなのかなぁ~って想ってたのだけれど女性ホルモンの香りとは・・・驚き!素敵なお友達と素敵な秋満喫ですね。
    2006年11月03日 20:36
  • TaekoLovesParis

    ◎シェリーさん、あれ、チーズなんですよ。だから「リゾットでございます」
    と見せられたときは「え?!」でした。このくりぬきチーズの容器から各自の
    お皿にとりわけてくれる。で、容器は下げられて、、また、次のテーブルで使うんでしょうね。毎回使うたびに少しづつチーズが溶け出す仕掛けでは?一種のパフォーマンスですよね。ボルチーニ茸のチーズリゾットでした。
    白トリュフは女性ホルモンの香りなんて言われると、引いちゃいます。来年
    また食べたいとは思いません(ゴチになるなら別ですが)。私はボルチーニの
    香りの方が男性的でいいなぁ(笑)
    2006年11月03日 22:17
  • plot

    遅めのコメントで失礼します。
    イル・ギオットーネ、気になっているお店です。
    「おすすめのぶん」のワインは、13000円-7500円ぐらい?
    「しましたが。。。」の「。。。」も、ちょっと気になります。
    ところでここで書くのも変ですが例の本、ご購入ありがとうございました。Taekoさんが一番最初のお客さんかも知れませんね。
    2006年11月05日 05:14
  • Traveler

    イル・ギオットーネ、おいしいですよね。そろそろ良い食材入ってきましたか?
    2006年11月05日 09:26
  • TaekoLovesParis

    plotさんへ
    よく考えてみたら、ワリカンでの値段だったけど、3人で一人は運転だから
    飲まないし、もうひとりもそんなには飲まない、つまり、私が大半飲んで、
    じゃ、高いって思ったんですよ。今度はちゃんと、お店の人にワインの説明してもらってから頼みます。

    Travelerさま、nice&コメントありがとうございます。
    このときは白トリュフ以外は、普通のレストランと同じような食材でした。
    Travelerさんがいらしたときは、変わったものがありましたか?
    もう少し秋も深まれば、また、何か目新しいものがはいるんでしょうね。
    2006年11月05日 20:49
  • いつも、すごく美味しいものを食べられて、ため息が出ます。。
    パスタ、リゾット。。ワインを飲むたび、夢に出そうです。
    2006年11月07日 05:20
  • 本当に美味しそうですね。
    世界で一番美味しい街、東京に戻ったら是非行ってみたいと思います。
    2006年11月09日 07:14
  • berry

    おひさしぶりで〜す♪出遅れてしまいました。
    白トリュフチーズパスタ、そんなに香りが強かったですか?
    どんな香りなのかしら?ちょっと気になる。ううん、「ものすごい」にものすごく気になります。(笑)
    アラビア、好きですよ〜♪イッタラも可愛いですね〜♪
    2006年11月09日 18:06
  • バニラ

    リゾットにはまってるわたしとしては気になります。
    他のところではひとりでは抱えきれないほど大きなチーズが
    器になっていましたが。
    Taekoさんの味の解説が的確で なんとなくですが
    他のメニューについては味の想像が付きました。 
    女性的な香りも男性的な香りも両方体験してみたいな♪
    2006年11月09日 22:34
  • TaekoLovesParis

    nice&コメント、ありがとうございます。
    ▲Ikesanだって、フォアグラあんなに召し上がって、生ハムだっておいしそうだったし、ジャーマンポテトにハンガリー料理、、とんどん見た写真が思い浮かぶ。シャンパンやワインでの食事、、LOVE、食べているときの幸せ感♪

    ▲ミノフスキー様
    私はIKesanとミノフスキーさんがいらした温室レストランに今度はぜひ、と思っています。ウィーンはオペラと美術史美術館がよかったのでいつかまた行きたいと思っている場所です。

    ▲berryさん、においは、むせかえるような、、芳香という言葉を思い出しました。ボルチーニ茸とも違ってもっとストレートに強烈。こんなんでわかります?

    ▲バニラさん、ここのイタリアンは、新鮮なお魚とかお野菜がお好きな
    バニラさんにはぴったりかも。リゾットやパスタ以外はどれもあっさり味だから。
    えっ?女性的な香りも、男性的な香りも、思ったら、白トリュフとボルチーニ
    のことでしたね(笑)
    松茸にまでniceをつけていただいてありがとうございます。
    2006年11月09日 23:47

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