夏休みワイン生活 (2)

★4日目
フランス人と結婚してパリに住んでいるE が10何年ぶりに里帰り。
Nの家で、5人でこじんまり歓迎会。

  

 
まずは、シャンパン。ルネ・ジョリィで乾杯
①チーズ盛り合わせ ②生ハム+ピーチ ③はもの梅ソース ④サラダ(トマト、アスパラなど)
⑤枝豆 ⑥あゆ塩焼き

いったんテーブルをきれいに片付けてからメインへ。
⑦手巻き寿司
あわびと赤貝がとびっきりおいしかった。
ワインは Eが持ってきたMr.E の故郷オーベルニュ地方のワイン。
ボルドーに似たしっかりとしたコク。

 

Eが、「TVから聞こえてくる日本語が乱暴になっているのに驚いたわ。特に女の人が」と言う。
確かに10何年前とくらべたら、、最近は男言葉で話す女の人が多い。

みんな中・高校いっしょで、時々パリでEに会っているので、話に説明がいらない。
⑧水ようかん、梨 で、終電になるからと終了。
前の日から用意してくれたN嬢、ありがとう。テーブルセッティングもすてきで完璧な
おもてなしでした。

★5日目

ロゼッティのネッスンドルマという名前のトスカーナワイン。
オペラ「トゥーランドット」の有名アリア「ネッスンドルマ」(誰も寝てはならぬ)の名前を
つけた白ワイン。昼食です。
そして夜は、シャンベルタン(ブルゴーニュ)のGrand Cru DOMAINE TRAMPET。
いただきものなので、いいワインのはず。飲みやすいけど深みがない。

    

 
普段、あまり本を読まないのだけど、友達から借りた「マオ」
「誰も知らなかった毛沢東」という副題の伝記。「ワイルドスワン」の著者ユー・チアンが
インタビューでまとめた本。100ページ読むのに何時間かかったことか。。(苦笑)
読んでいると暗い気分になるので、中断。返そう。



ここで書かれているマオは、頭はいいけど、利己主義でサディスト。
「己を捨てて民のために」なんて欠片もない。ロシアの中国共産主義化政策
に運よく登用され、農民出身なのに自分の出世ばかりで関心がなかった農業政策の
レポートをあわててまとめる。
100ページだから、江青女史(4番目の妻)の登場まで至らず、まだ2番目の妻の所。

これを読めば、映画で断片的に知っているだけの中国近代史がわかるかなと思った
のは甘かった。そういえば著者は「文革」で毛沢東に恨みが。。
本はどの立場で書くかで、ずいぶん違ったものになる。
   

この記事へのコメント

  • いっぷく

    ご馳走と中学時代からの友人でもう、話は尽きないでしょうね。
    どれもおいしそうで、一品選べばあわびでしょうか。もういつ食べたか忘れてしまっているので。
    Eさんが言っていた日本語が乱暴になっているという感想、同感です。
    言葉は生き物だから時代で変わっていくのは仕方ないにしろ、
    ついていけません。
    それとCMには辟易です。「歌う」「踊る」「怒鳴る」のパターンから抜け出して欲しいものです。
    2006年08月16日 12:31
  • シェリー

    手巻き寿司~みんなでワイワイ楽しいですよね。ネタも豪華!!
    10年ぶりの里帰りされたお友達は、素敵な仲間に囲まれて久しぶりの日本を満喫されたでしょうね♪Taekoさんもそうだけど、Taekoさんの周りも皆さんお料理上手ですね!
    昼食で白ワインっていうのも・・・夏休み満喫中♪って感じがして羨ましいです!
    そして・・・今回もルネ・ジョリィ登場でしたね~私も早く飲んでみたいなぁ。
    Taekoさんの素敵な夏休み記事を読んでいると、私までなんだかのんびり~できた気分になってきました♪
    2006年08月16日 12:46
  • ワイン生活続いていますね。
    お友達と楽しい時間を過ごされたことと思います。
    フランスにお住まいって憧れですね。
    Lahiriさんは最近更新されていませんが、そろそろ渡仏なのでしょうか?
    ワインもお料理もとってもおいしそうで、Taekoさんの優雅な生活を垣間見てしまいました。
    2006年08月16日 20:10
  • TaekoLovesParis

    nice&コメントありがとうございます
    ▲いっぷくさんへ
    やはり、いっぷくさんも日本語のことを同じように感じていらしたのですね。
    新しい言葉の方が新鮮に感じられ、乱暴なほうが親しみがあるように感じ、
    どんどん悪い方に流れてしまうのでしょうね。反省です。昔は、言葉遣い
    が悪いと、指摘されたりしていましたよね。
    CMは特に昼間、同じものが何回もくりかえされているのが耳障りです。

    ▲シェリーさんへ
    友達はこれを見ているので、シェリーさんにほめられて、きっと喜んで
    いますよ。
    昼間から飲むと、「お休み~!」という気分でうれしいですよね。
    フランス語の学校に通っていたとき、時々先生の提案でパーティを
    したのですが、白ワインとケーキでした。フランス人は白ワインでケーキ
    食べる人が結構います。でも私はケーキは紅茶の方がいい。。

    ▲好くんへ
    Lahiriさんは、たしか9月に渡仏とおっしゃっていましたよね。それで、
    その前に、あいた時間があったらアップする、、だったと思うけど、
    Lahiriさんはいつも大作だから(好くんも同様です)記事を書くのに時間が
    かかってなかなか更新できないのかな、なんて考えていました。
    あとで、「元気ですか?」って書いてこよう。
    はい、これは優雅な部分。コーラとマックというジャンクフードの部分も
    あります(苦笑)
    2006年08月16日 21:41
  • TaekoLovesParis

    いっぷくさんへ、パート2
    フランスにも、あわびがないそうですが、イギリスにもないんですね。
    フランスの寿司ネタは、サーモン、まぐろ、いか、ひらめの種類、海老。
    きっとイギリスも同じなんでしょうね。
    2006年08月16日 22:14
  • yk2

    ハモの湯引きの梅肉和えと鮎の塩焼きにルネ・ジョリィ!。
    ブラン・ド・ノワールと和食の相性は如何でしたか?。

    言葉が乱暴になっているのも確かだけど、日本語表現もおかしくなっちゃってると思いません?。僕らが子供の頃って、メディアが出すものには間違った言葉遣いとか誤字ってとても少なかったと思うのに、今はネット全盛の世で校正も緩いから、なんだか更にデタラメになっている気がします。この間も音楽雑誌でプロのライターが「耳ざわりがいい音」なんて平気で書いてて、出版社の担当も赤ペン入れない・・・。これを一般の人が真似ちゃったりして、自分のブログに書いちゃう・・・。それを読んだ人もまた・・・って、もうドミノ現象ですね。
    2006年08月16日 23:36
  • cuvee-juliez

    ルネ・ジョリのマリアージュ、実は本人と一緒に実践済の和食ネタで嬉しい限りです。
    本人は醤油をつけて食べる寿司は少々苦手なようで塩やそのままの味わいのほうが好きだと言っていました。
    ヴァカンスが終わったら相方が収穫に行くので便りをお楽しみに♪

    拙ブログは9月ボルドーレポートの予定、どうかお楽しみに。
    2006年08月17日 05:57
  • coco030705

    こんばんは。
    またまた素敵なホームパーティーを垣間見させていただき、楽しかったです。
    関東の方はあまりハモを召し上がらないと思っていたのですが、おいしそうなハモですね。私も7月25日に、京都で歌舞伎の仲間といっしょにハモしゃぶと
    ハモ寿司を堪能しました。その後、花笠巡行の最後、お神輿が八坂神社へ
    帰るのを見に行きました。
    このときは、ハモと冷酒でした。ハモとワインもあうかもしれませんね。
    2006年08月17日 19:06
  • TaekoLovesParis

    yk2さん、こんな写真なのにハモの湯引きってわかって下さって、さ・す・が。
    ハモもアユも、シャンパンにとってもよくあいました。シャンパンの甘みが塩や酢の味に合うし、泡の清涼感が魚の臭みを消すので、私は日本酒よりあうなぁと
    思いました。↓でcdmさんが書いて下さったので、わかったけど、おしょうゆ味じゃない魚は、あうんですね~。

    日本語の乱れの件、ネット隆盛のせいもあるんですね。たしかにメールを
    書くときは、普通の手紙のようにあいさつや枕言葉を書くと長くなるので、
    消したりしています。メディアの影響力の大きさもありますね。両親から
    言葉を覚えるよりもTVから覚えるとか。。私も後世に語りつぐ年齢になって
    来たので使命感をもって、正しく話さなくっちゃ。。。←(訂正)話すように
    いたします
    2006年08月17日 21:01
  • TaekoLovesParis

    cdmさん、コメントありがとうございます。
    お寿司は、本わさびをつけると生臭みが消えるので、おしょうゆなしで塩で
    いけます。最近はカルパッチョ風にお刺身と生野菜+ドレッシングの組み合わせも人気がありますね。
    急に寒くなったとのアルザス便りだったので、今年の出来は?と気にして
    いましたが、もう収穫ですね。こちらでも巨峰やマスカットが出始めました。
    9月はボルドーですか。南下ですね。楽しみにしています。
    2006年08月17日 21:12
  • TaekoLovesParis

    Cocoさん、はも三昧ですね。しかもハモ寿司!一度しか食べたことないんだけど、すごくおいしかった。もともと穴子が寿司ネタで一番好きなので。
    「7月に京都に行ってハモ料理を食べよう」って、友達と言ってるのですが、
    なかなか都合がつかなくて、、でもあきらめてません(笑)。
    はもしゃぶもあるんですか。ええですなぁ。
    おみこしが八坂神社に帰る所を想像しています。八坂神社の入り口は
    浮かぶので。
    東京ではハモはあまり知られていません。でもうちの母も友達Eの両親も
    関西出身なので、なじみがあるのです。母も私もうなぎより穴子が好きです。
    2006年08月17日 21:24
  • coco030705

    なんどもお邪魔します。
    私も穴子大好きです。お寿司も最初から穴子だし、うなぎは
    ほとんど食べないのに、穴子はよく食べます。
    Taekoさんと共通点があって嬉しいです。
    2006年08月18日 19:23
  • berry

    こんばんは〜♪
    今日、涼しい蓼科から湿度が高い!(汗汗汗)東京へ帰ってきました。
    TaekoLovesPa..さんのブログへお邪魔したら、シャンパンとワインの記事。
    ごっくん!最近はビールばかりなので、思わず手が出そうになりました。笑
    シャンパンとワインが美味しそう〜♪
    もちろん、お料理も美味しそうでステキですね〜♪うっとりです。
    伝記は好きです。ただ、書き手の主観が入るから(そう思う時があります)面白かったり重かったり暗かったり。読み手の主観もあるしね。うまく融合しないですね。(← 私の場合。笑)
    2006年08月18日 22:45
  • TaekoLovesParis

    ▲berryさん、おかえりなさい。
    東京の暑さに驚かれたでしょう。アスファルトの照り返しが暑さを増長させて
    います。ビールって一杯目がおいしい!シャンパンはおなかがいっぱいに
    ならないので、お料理もたくさん食べられていいです(笑)
    伝記はほとんど読んだことがなかったので、、berryさんのコメント参考に
    なりました。読みきれなくてもがっかりしなくていいんですね。
    2006年08月20日 00:04
  • TaekoLovesParis

    ▲Cocoさんも、うなぎより穴子ってきいてうれしいです。
    私が大阪でごはんを食べるときは、おいしいお店紹介してくださいね。
    2006年08月20日 00:06
  • Taekoさん おはようございます。
    中、高一緒のお仲間5人組それも10年ぶり帰郷の方が入ればお話が弾み終電まで続くのはわかりますよ?!自宅に帰らずどこかに泊まられた方も居られたのではないですか?
    Taeko さんそれにしても ワイン ワイン ワイン ワイン ワイン 
    の夏休みでしたね!
    2006年08月20日 09:23
  • Taekoさん、ワイン飲み疲れしてませんか?こんなに飲むと、今日はあっさり焼酎でも、ってなりそうです。
    生海老も生雲丹もいいですね。。。

    ワイルドスワンは私も読みました。母子3代にわたる話しながら、歴史の大河に揺り動かされる個々の人生の悲哀を、感慨深く読みました。最近は、ヨーロッパの歴史が中心ですが、同様にやるせない思いがするときがありますね。美味しいワインの味わえる幸せをかみ締めたいものです。
    2006年08月20日 18:59
  • まさにワイン生活ですね~。

    ご無沙汰してます。
    また時々顔出しに来ますね。
    2006年08月23日 05:33
  • TaekoLovesParis

    bizouxさん、おひさしぶりです。
    きっとお忙しく働いていらっしゃるのでしょうと思っておりました。
    今年は、cdmさんに出会い、「アペリティフの夜」以来、ワインづいています。
    bizouxさんのワイン話が更新するのを待っています。
    「こうのとり」もよかったです。
    2006年08月23日 07:44
  • TaekoLovesParis

    Ikesan、お返事遅くなりました。これ、読んだとき笑いました。
    ワインに疲れたら焼酎に回帰ですか(笑)。初めて聞きましたけど~。きっと
    Ikesan流でしょう。
    その土地にいて読む歴史本は頭にはいりますね。私もパリの友達の家に
    ひきこもりで、ブルボン王朝の歴史を読んだのが、役にたっています。
    ナイスとコメントありがとうございました。
    2006年08月23日 07:52
  • TaekoLovesParis

    kitaさん、お返事遅くなりました。
    ワインが5回も連呼されていたので、応援モードかと(笑)
    私は自分で門限を12時と決めているので、今まではラクに帰れるよう車だった
    のですが、ワインの魅力に勝てなくなってきました。
    ナイスとコメントありがとうございました。
    2006年08月23日 07:58
  • 雛鳥

    こんばんは。
    前回に引き続き、おいしそうなテーブルですね!
    和のお料理が多いですが、シャンパンでも和食に合うものがあるんですね。
    枝豆や鮎と合うのは、少々驚きました。
    「ネッスンドルマ」、名前も由来もユニークでお洒落ですね!
    昼食に頂けるところからして、おいしそうです。
    2006年08月24日 23:34
  • TaekoLovesParis

    雛鳥さん、おかえりなさい。
    ゆっくり休めましたか。
    そう、シャンパンは意外と和食にあうんです。おしょうゆ味とは相性がよく
    ないけど、塩味系にはいいですよ。今度ためしてみてください。
    雛鳥さんのところは、魚市場寺泊の近くですか?うちの父は、何回も
    東京から新潟、寺泊行きのバスに乗ってお魚買いに行ったんですよ。
    2006年08月25日 00:03
  • りゅう

    こんばんは。
    ルネ・ジョリィにシャンベルタン・グラン・クリュですかっ!!Σ(ノ°▽°)ノハウッ!
    ⊂(--* )ゴクゴク 0。(*-_-*)_U 大人の味だね☆
    素敵な夏休みですね♪(^_^)/
    2006年08月25日 03:10
  • TaekoLovesParis

    りゅうさん、飲みっぷりがいいですね(笑)↓
    <Σ(ノ°▽°)ノハウッ!⊂(--* )ゴクゴク 0。(*-_-*)_U 大人の味だね☆>
    笑えましたが。

    美術館めぐりの番組を見ながら、シャンパンっていうのもよさそう。
    そのためには、ハーフサイズを買っておかないと。
    ナイスとコメントありがとうございました。
    2006年08月25日 20:12
  • TaekoLovesParis

    Taddyさん、どうぞ、どうぞ~、いつでもカンゲイですよ。
    ワインもお好きになったときいて、うれしいです。
    でも、まずはシャンパンで乾杯から、ね。
    そうそう、このMao本のおかげで数日間、暗い気分でした(苦笑)
    2006年09月23日 01:46

この記事へのトラックバック