イリス ・ヴァン・ヘルペン展

3月末、パリ滞在中に装飾美術館で開催されていた「イリス ・ヴァン・ヘルペン展」へ行った。装飾美術館は、ルーブル美術館の隣で、昔の王宮の建物。イリス ・ヴァン・ヘルペンは、1984 年生まれのオランダの若手デザイナー。幼い頃からクラシックダンスを学び、アレキサンダー・マックイーンやオランダのテキスタイルデザイナーClaudy Jongstraの下で経験を積み、2007年、アムステルダムに自分の…

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ポンピドゥーセンターのドイツ表現派から1920年代まで

 ポンピドゥーセンターの常設展示は5階から順に下へ降りながら見るようになっている。今回のまず最初の展示は、レジェの大きく明るい絵だった。1_フェルナン・レジェ「2羽のオウムとのコンポジション」オウムが2羽、いるのが見えますか?ここでレジェが描いてる人物は、腕がキュビズムの円錐形を脱し丸みをおび、お人形のように太くて可愛い。右側に見える高いビルは都市文明の象徴か。明るいキュビズムになっている。 …

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アートとモードの対話展(パリ国立近代美術館)

パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)で、「Bridging  appearance」20世紀のデザイナー17人の衣装作品と似てる絵を並べて見せる展示、題して、アートとモードの対話展を見た。1月24日~4月22日 入り口に飾られていたのは、ヴィクター&ロルフの1993年のコレクション。肩の開いた膝丈ドレス。素材は白い帆布と木のフレーム。とても服には見えない。 1,最初の展示は、キルヒナ…

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アーティゾン美術館の印象派

アーティゾン美術館は、旧名称が「ブリヂストン美術館」で、このブログでも旧名称時代の展覧会記事がいくつかある。  「アンフォルメルとは何か」展  ここには常設の絵が多く載せてある。ブリヂストン美術館という名の通り、ブリヂストンタイヤの創業者石橋正二郎のコレクションであり、東京駅に近い京橋の本社ビルの中に美術館があった。ビル老朽化のため2015年から新築工事にかかり、2020年に再オープンした。 …

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