メトロポリタン美術館展・後編

2,第二室 絶対主義と啓蒙主義の時代 前編のつづき 9、ニコラ・プッサン「足の不自由な男を癒す聖ペテロと聖ヨハネ」1655年横165㎝の大きな絵。聖書「使徒行伝」3章に基づく絵。プッサン晩年の作で、輝かしい色彩は、古代絵画に倣っている。プッサンはルイ13世の首席宮廷画家だったが、その地位を捨て、若い頃学んだイタリアに移住し、古代、歴史、自然を生かす宗教画や風景画を描いた。この絵は、ラファエロの…

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