映画「死と乙女」エゴン・シーレ

2017年公開のオーストリア映画、DVDで見ました。 「死と乙女」は、エゴン・シーレの半生を描いた伝記ドラマ。 なんとタイムリーな! シーレは28才で、流行のスペイン風邪で亡くなったのだ。1918年、第一次世界大戦の末期のウィーン。暗い緊張感に覆われた時代。スペイン風邪で重篤のエゴン夫妻を妹が訪ねる場面から始まる。介護をする人はマスク必携。マスクは紐を耳にかけるのでなく、覆面のように…

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レストラン・マリークロードとワイン

コロナでの外出自粛が続いているので、おいしかった思い出話です。 「マリークロード」は、70年代にフランス料理のレストランが六本木周辺に出来始めた頃、開店した日本のフレンチレストランの草分け的な存在。シェフの長尾和子さんは、食の都リヨンの有名レストランで修業した日本初の女性シェフとして開店早々、新聞・雑誌にとりあげられた。 昔のことなので、記憶があやふやだが、広くないが、白を基調とした明る…

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映画「アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー」

コロナでの外出自粛の日々、DVDで見た美術関連の映画を記録しておきます。アイリーン・グレイの名前を私が知ったのは、2017年秋に「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画を見たからである。タイトルから、コルビュジエと共同設計者アイリーンがヴィラ(別荘)を建てる話だと推測して、3週間後にパリでコルビュジエの「ラ・ロッシュ邸」を見る予定があったので、丁度良いと出かけた。映画のことは、ラ…

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元荒川のうなぎ

昨年のGWは、展覧会に行ったり、レストランに行ったり、、海にも出かけ、、楽しかったけれど、今年の外出は近所のスーパーだけ。DVDを見たり、本を読んだり、家の中の片付け、料理に庭仕事と、内向的に過ごした。携帯はうちでは電波が悪く途切れるので、友達との近況報告は家電だった。そんな中、思い出したのは、昨年行った元荒川のうなぎ屋さん。 荒川は東京都の東部を流れ、埼玉県との県境になる地域もある大きな川。…

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