ガレも愛した清朝皇帝のガラス

サントリー美術館で、開催中の 「ガレも愛した清朝皇帝のガラス」展に行った。ガレの作品が好きなので、行きたいなと思っていたところ、新聞(日経)に出ていた展覧会紹介の写真の「ブルーに茶色の被せガラス、模様は魚」という花瓶の重厚さが すばらしくて、見入ってしまった。しかもヴィクトリア・アルバート美術館からのとのこと。見なくては。 見てよかった。私はガレ作品には、ジャポニズム=日本の影響があ…

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茶寮「宮坂」とバーでの誕生日ケーキ

M子さんのお誕生日に「どこに行きたい?」ときいたら、有名な「 宮坂」の分店が六本木ヒルズにできたから、そこに行ってみたいという返事。季節の食材を生かした丁寧な作りの懐石料理。ただし、写真禁止の店なので、お店の入り口だけ。近くに寄ると、「宮坂」と地味に書いてあった。わかりにくいが高級店の証? メニューは12,800円のコースのみ。茶寮という名の通り、格式高い感じでなくくつろげる。多分、グレーの色…

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プーシキン美術館展(東京都美術館)

プーシキン美術館展は、何年かに一度、開催されている。 この前、見たのは横浜美術館での「フランス絵画300年」、その前は上野の都美術館で「マチスの金魚40年ぶり」 だった。 プーシキン美は、近代フランス絵画を多く所蔵しているので、同じ絵の来日は少ないし、質の高いものが多い。今回のテーマは「旅するフランス風景画」である。1、最初の作品は、クロード・ロランの「エウロペの略奪」1655年 あまり大…

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