あじさいの季節に

あじさいの季節。 「シーボルト・ガルテン」の紫陽花を見ようと東洋文庫併設の「カフェ・オリエント」に行った。 鎖国時代に長崎県出島のオランダ商館医として来日したドイツ人シーボルトは植物研究も行い、『日本植物誌』を著した。 『日本植物誌』は、「東洋文庫」に所蔵されているので、そこの中庭には本に登場する日本の草木を植えた「シーボルト・ガルテン」がある。 シーボルトは特に紫陽花を好み、オタク…

続きを読む

硲伊之助展

硲伊之助(はざまいのすけ)1895~1977年 硲という字は初めて出会った漢字。 若くしてフランスに留学、画学校に学び、マティスと親交を結び影響を受けた作品を制作。 「マティスが好きなら見る価値あり」とすすめられたので、アーティゾン美術館へ行った。 フランス滞在中、1935年の作品「南仏のバルコン」、まさにマティス的構図。色はまだ。。 家が裕福だった硲のフランス滞在は8年も続…

続きを読む

家で友達とワイン

1,およばれした日 「僕はポテサラ作って、奥さんがオーブン料理。ほんとの家庭料理だから気楽に来てよ」 近所に住むYの家におよばれ。息子さんが独立、夫婦2人だけのごはんになったから、 たまには誰か呼んで、と、なったのかな?ポテサラならと、アルザスを持参。 ドメーヌ・ローヴのシルヴァネール。リースリングよりミネラル感があるような。 ワインの写真を撮り忘れたので、以前、うちで飲んだ時の写…

続きを読む

相国寺展 金閣・銀閣

GWの連休中、晴れていた日に上野の芸大美術館へ「相国寺展」後期を見に行った。 相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満(1358〜1408)が発願し、夢窓疎石を迎え 創建された禅宗の古刹で、金閣寺、銀閣寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山である。 640年あまりの歴史を持つ相国寺は、数々の芸術家を育ててきた。 室町幕府の御用絵師であった相国寺の画僧・如拙と周文。水墨画の巨匠の雪舟、さらに…

続きを読む

ミロ展 東京都美術館

絵本から抜け出したようなかわいい絵を描くミロ。 ミロの絵は、意図はわからないのだけど、色が美しいから楽しい。 ピカソと共にスペインを代表する画家ミロ。 今回は回顧展なので、ミロの画業をすべて見れる。私が知らない面がたくさんあるはず。 ジュアン・ミロ(1893〜1983)は、バルセロナ生まれ。 美術学校と商業学校に通い、会計の仕事に就職したが、体を壊し、絵画の道に進んだ。そして9…

続きを読む